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『セマンティックエラー』を見てくれ

最近になってBLというジャンルを見始めたのだが、その中でも『セマンティックエラー』が特に刺さった。本当に皆一回見てほしい。


セマンティックエラーは韓国の小説原作で韓国でドラマ化された作品であり、
視聴方法としては、WATCHAという配信サービスで視聴することができる。

登場人物

ジェヨン(攻) 演:パク・ソハム
視覚デザイン学科の才能溢れる4年生。
明るく、皆の中心にいる人気者で自由人。
感覚で生きているタイプ。

WATCHA公式Twitterより

サンウ(受) 演:ジェチャン(DKZ)
コンピュータ工学科の首席。3年生。
プログラミングのように論理的正しさを求める性格で他人への共感力にやや難あり。

WATCHA公式Twitterより

あらすじ

教養科目のプレゼンテーションで同じ班だったジェヨンとサンウ。
しかし、ジェヨンはプレゼンテーションの準備に参加しなかったためサンウはプレゼンの際にジェヨンの名前を外し、ジェヨンは単位不足で卒業を逃してしまう。
その後サンウが制作しようとしていたゲームのデザイナーとしてサンウはジェヨンと最悪の再会を果たす。
ジェヨンは卒業を逃した仕返しとして、サンウにあの手この手で嫌がらせを仕掛けるが、嫌がらせを続けるうちに、お互いに最悪の印象から距離が縮まり惹かれあっていく。

※ちなみに、「セマンティックエラー」とは

プログラミング言語などで、ソースコードの記述に文法上の誤りはないが、意味の違いや矛盾によって生じるエラー。プログラムを実行するまで発見されないことが多い。

goo辞書より

という用語であり、サンウがジェヨンと出会ったことにより、想定外の恋愛感情という「エラー」を生じさせたことを表すタイトルである。



見どころ

丁寧な心理描写

BLドラマではキャラ萌え優先で展開の速さが気になるものも多いと感じているが、今作ではお互いに最悪の印象からお互いに惹かれていく様子が丁寧に描かれており、感情移入しやすいと思う。
また、今作には所謂サブカプが登場しないためサンウとジェヨンの恋愛模様に集中して見れることも魅力。

体格差

ジェヨンを演じるパク・ソハムは191cm。
サンウを演じるジェチャンは177cm。
互いに高身長ながらも、14cmという身長差があり、演じている当時の体格もソハムは厚め、ジェチャンは薄めでジェヨンにサンウがすっぽりと収まってしまうのが大変な萌えポイントだ。

また、サンウが常にオーバーサイズの服を着ているため常時萌え袖なのも大変可愛らしい。

↓見上げてるのかわいい...

WATCHA公式Twitterより

予告制

恋愛ドラマだと、突然のキスなどが起こりがちだか、今作では「予告制」をとっているのがはちゃめちゃに良い。

「1分後に頭を撫でる」とか「1分後にキスする」
とかめちゃくちゃドキドキして良くないですか!?!?

キスシーン

キスシーン大好き人間としては今作のキスシーンを推したい。キスシーンの前にお互いを見つめる目も熱がこもってていいし、なんというかキスに湿度があっていい。

個人的な好みとして、激しく唇をぶつけてあったり、舌を絡め合うキスシーンよりもゆっくり味わうようなキスシーンを見るが好きなのだけれど、今作ではゆっくり唇を食むようなキスシーンが多くて大変眼福だった。
同じ好みの人は是非見て。

三度楽しめる

セマンティックエラーは配信されているものにドラマ版と映画版の二種類がある。大枠は同じなのだが、微妙に演出の仕方が違う部分があってそれぞれ見て楽しめるかと思う。
映画版には、最後に撮影の裏側の映像もあって楽しい。

また、なんといっても原作小説がかなりのボリュームがあり、ドラマでは描かれなかった紆余曲折やその後の外伝も充実しているのでぜひ読んでほしい。(ドラマ版は本編だけとはいえ、そのボリュームをドラマの尺に綺麗にまとめているのがすごい)
原作のジェヨンとサンウはドラマ版よりもさらに振り切った性格をしており、くっつくまでの過程がもどかしい...だけどそれがいい...
サンウに「サンウ、それは恋だよ。」って言いたくなる。なお、ジェヨンへの愛を自覚したサンウは元が素直な性格な分、最強。
改めて文章で見ることにより、ジェヨンとサンウお互いのことはちゃめちゃに好きじゃん!!!となるのでぜひ。

原作の方が細かい情報が多く、刺激も強いため
個人的には、
ドラマ版→映画版→原作
と進めるのが楽しめるかなと思います。




最後に

セマンティックエラーはドラマも原作も丁寧な描写でめちゃくちゃに狂えるほど面白いので是非見て、読んでみてほしい。話題になったのが納得。WATCHAもお試し無料期間があるので一緒に狂いましょう。

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