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コーヒーもキラキラしている☆

今朝、コーヒーをドリップした。豆から挽いたコーヒーの粒たち。お湯を注いだ瞬間、朝の陽光を浴びてキラキラしている。その粒たちから小さき気泡がぷちぷちっと出ている。気泡までも陽光を浴びてキラキラしている。
ぼくは、この瞬間を、ただじっと眺めているのが大好きなのだ。ドリップコーヒーの香りも大好きだ。気泡がぷちぷちっと微かに音を発するのも大好きなのだ。自然に笑みがこぼれる。
気泡は外の世界に放たれ何処にゆくのだろう。そんなことをぼんやり想うことも大好きなのだ。日々の暮らしのおまけのような、ギフトのような時間。暮らしにグラデーションを与えてくれる。瞬間、ハッと我にかえる。最後の一滴まで逃すまいと気を引き締める。
何でもない日々にこそ、豊かさにあふれている。気にも留めないことにこそ、豊かさにあふれている。毎日は当たり前のことだらけだけど、奇跡の連続なのだと思う。
コーヒーがこうしてぼくのところに来るまでには、様々な人たちが関わってくれていたからこそ。多くの人の労働の賜物なのだ。全てのものは自然の資源が活用されている。人が働くことで様々なものが生産されている。一杯のコーヒーが出来るまで、それは、奇跡の連続があるからこそなのだ。
コーヒーもキラキラしている。ぼくたちもキラキラしている。動植物もキラキラしている。自然もキラキラしている。地球もキラキラしている。

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