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若隆景と伯桜鵬




初場所13日目、若隆景と伯桜鵬の勝負結果


大相撲初場所13日目
幕下は西筆頭の若隆景が西四一枚目の春山を上手出し投げで破り幕下優勝を決めました。

また今場所左肩の怪我から3場所ぶりに復帰した西五枚目の伯桜鵬は十両の千代丸を寄り切りで破り関取復帰に大きな可能性を広げる6勝目を挙げました。

若隆景について

幕内最高優勝経験者である若隆景は今場所持ち味の低い立ち会いと強靭な足腰、強烈な左右のおっつけてなど隙のない相撲で幕下優勝と関取復帰を果たしました。怪我が癒えれば実力的には大関クラスの実力がある力士だと個人的に思うので来場所以降も怪我に気をつけながらまずは幕内復帰さらには三役復帰そしてその上を目指して進んで行ってほしいと思います。

伯桜鵬について

左肩関節亜脱臼で手術してから3場所ぶりに復帰した伯桜鵬は3番目の相撲で阿武剋に敗れましたが西五枚目で6勝とし関取復帰に向けて大きな1歩を踏み出しました。

ただ現状では十両の枠は2枠空いている状態なので西筆頭で7戦全勝の若隆景(15枚目以内でなおかつ筆頭での全勝なので確定的)と東二枚目で4勝の對馬洋が有力です。
また西二枚目の北磻磨が3勝3敗と勝ち越しの可能性を残しているので
北磻磨の成績次第と十両の枠が最低もう1枠以上空かないと来場所も幕下に置かれる可能性はあります。(枠がもう1枠空き北磻磨が勝利した場合どちらが優先して十両に昇進できるかは判断が難しい所だと思います)

今場所について本人の相撲内容の評価は0点と厳しい評価でした。
今場所は勝った相撲でも土俵際まで追い込まれてからの相撲もありました。

伯桜鵬は離れても組んでも相撲が取れる万能タイプで修正能力の高い力士である反面、まずは受けてから相撲を取るような守りの相撲が多い力士なので自分から先手を打っていくような相撲も取っていく必要があるのかなと思います。また何か突出した自分の型や持ち味を習得し磨いていく必要もあると思います。

お互いに今後も怪我に気を付けて、元居た番付さらにその上を目指して行ってほしいと思います。


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