見出し画像

一世一代

松嶋屋18代目の
一世一代の演目が
初日をむかえて5日がたった。
仁左衛門しか演じられないお役で
今回は継承者としての立場から
演出などに関わるクレジットもあり
そのようにしか
残せない芸の特殊性がある世界だ。

親子3代が続いているのは幸運で
早くに先代を亡くした場合は
お家芸を教わる事ができない‥
今月
船弁慶を演じる天王寺屋
鷹之資さんは注目するところ。
お父さんの富十郎さんの当たり役
たしか
70代ころのお子さんで
それも驚異だけれど、、、最後まで
芸に捧げるお姿は強く残っている。
鷹之資さんが
どのように船弁慶と向き合ったのかを
想像するだけでもたいへんだと感じる…

歌舞伎座は不思議なとこだ。
毎月公演で
役者さんたちは
ほとんど毎日舞台に立つ
そして自分の芸を磨くことに
命を惜しまず精進し続ける。
舞台で力尽きることが
本望と言える役者魂がすごい!

うけとめられるかーーー
一世一代を❣❣❣




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?