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おまけとふろく

アメ横あたりへ行くと値切ったりすることが
普通かもしれないが、近くの個店で値切れるか?といえば殆ど出来なくて大阪の人には勝てない事のひとつでもある。いまは大型スーパーの賞味期限に合わせて値引きする時間に買いに行くのがエコにも通じて賢い買い物のように思うが、ペタペタと半額スタンプ押される商品へ向ける思いは希薄となる。やはり
キャベツひと玉を手にとって値切り合う事で
キャベツを思う存分使い切るという前向きさが生まれるのではないのか、、商店街ちかくに住んでることもあって、昔からの肉屋さんには、おまけ感覚が残っていたりするので
買い物がぐんと楽しくなる。それは商品を通じて感じる心の交流があるからだろう。
さいきん、商店街のアーカイブ写真を見る機会があって個店がまだ元気だった年代のもので、サザエさんのように買い物かごを腕から下げて、赤ん坊をおんぶ紐で背負ってるお母さんはママチャリでもベビーカーでもない。
なにか1品買い忘れたのだろうか…
そうあとは大量消費へと向かっていくギリの時だったと推測してしまう。ただ懐かしみだけでなくて温故知新のようにも感じられて
日常の豊かさの意味を問い直すことにもなった。

そしてきょうは、
その商店街で100年前にもあっただろう日常風景が再現された。企画したのは令和世代であることのリアルは感動しかなかった。



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