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夏祭浪速鑑

18代目中村勘三郎の芸は、今でも心に残る場面が多くて語り尽くせない。
よく、舞台に出ていながら、ご贔屓の客が来ていると必ずその人の名前を言ったりして、言われた客は赤面するしかないのだが…
お客さんを楽しませるセンスは飛び抜けていた。華のある役者という言葉があるが、そのひとりだと思っている。それなのに勘三郎はもういない…今生きていたら、どんなことを見せてくれるんだろう。もう一度見てみたいのは、夏祭浪速鑑の団七、春興鏡獅子、早替わりの乳房榎など…団七は我慢我慢していながら舅殺しをする。その凄惨な舞台は強烈で舞台には本水といって、泥水の中で殺しの場面が展開する。そんな命をかけた演出は
それ以降観たことがない。命をかけているの
もう一人の方は15代目片岡仁左衛門さん!御本人は役者として優れてないので、自分はその役になりきるのだそうだ。それも大変なことだと思う。
建て替えを控えている国立劇場では
文楽で夏祭浪花鑑が今月はじまっている。
太棹と義太夫は力が入りそうだ!
観る方も覚悟が必要かもしれない。

きょうは
草むしりをした。毎年この時期にはグングン伸びてとどまることはない。その根を絶とうとしても強情で手強い。特にコンクリートから出てる雑草には勝てないでいる。





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