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8月21日の日経平均先物のテクニカル分析

みなさん、ごきげんよう。今日も張り切って週刊トレンド分析をやっていきたいと思います。

日経平均先物のCFD日足チャートです。週末金曜日に大きめの陰線が出て下がりました。今までずっと好調な上昇トレンドを描いていましたが、下がりましたね。

それで、日経平均天井論の方たちが大歓喜に包まれたわけですが、みなさんも上昇トレンドはここで終わったと思いますか?たしかに上昇トレンドが1段の上げで終わることは多々あるんですが、一本大きめの陰線が出て5日線の下に価格が来ただけでトレンド終了を宣言してしまうのはさすがにどうかと思います。

うちの週刊トレンド分析は、別に株が上がる下がるの予想をしているわけじゃありません。日経平均という株をやっている人になじみのある題材で、リアルタイムのチャートでテクニカルの勉強をしようというのが趣旨です。今まで週刊トレンド分析を始めて、上昇トレンドに出会う機会がなかったので、いい機会なので、テクニカルの知識を生かしてみなさんと一緒に予測を立てていきたいと思います。いいですか、みなさん。予想と予測は違います。予想はあらかじめ想う、今まで経験などで未来を考えるのが予想。予測はあらかじめ測るです。株でいえば、こう価格が動いたらこうなる、逆にこうなったらこうなるってことをテクニカルの知識を使ってシナリオを描いていくことです。

それではまず、今回のチャートを見てください。いつも、私が、記事の中でみなさんに言っている上昇トレンドの条件はおぼえていますか?ほぼ、毎回言ってますよ。

上昇トレンドの条件は、高値切り上がり、安値切り上がりのN波動でしたね。この上昇のN波動が値動きで否定されてはじめて、上昇トレンドが終わります。当然、まだ安値が切り下がっていないので上昇トレンドは否定されません。

次に二つ目、上昇トレンドでなかなか超えられない値段がありました。それが、前回上げどまった高値、そして、意識される節目となる値段です。それを超えて、また下がったとしても、その抵抗線が逆に支持線となって下げ止まることでした。これをサポレジ転換とか上昇のS波動と呼びます。今回、まだ陰線一本ですが、前回の一番高い値段で下げ止まっています。また、明日下がってもふたつめの安値ではじかれるかもしれません。そして、またそこから上がりだしたら上昇トレンドはまったく弱まることなく続いていくことでしょう。

次に、拙い手書きっぽい、図でわかりにくいかもしれませんが、移動平均線でも、上昇トレンドが続く流れがわかります。

まず、安定した上昇トレンドは、移動平均線が、短期、中期、長期の順番右肩上がりの状態をいいます。これをパーフェクトオーダーと呼びます。上昇トレンドが、調整して下がりはじめて、20日線ではじかれて、上昇に戻った時。これは上昇トレンドが非常に強いということがわかります。次に、20日線と40日線の間ではじかれた時。この場合は通常の上昇トレンドと言えます。20日線ではじかれた時ほどではないものの、通常の上昇トレンドだと言えます。私が、勝手に師匠と慕っている小次郎講師先生はこの、20日線と40日線の間のことをと呼んで、上昇トレンドの支持帯として呼んでいるようです。最後に、40日線も価格が下回ってはじかれた場合、上昇トレンドは継続しているものの、すでにエッジが失われ始め弱っていると判断できるようです。

つまり、上昇トレンドはチャートの移動平均線の青いラインか、上昇のN波動のネックラインを下回らない限り、まだまだ続くと考えられます。少なくとも、今すぐに天井が来て上昇が止まったというのは時期尚早だと思います。わたしは、これ以外にもいろんなインジケーター、週足、月足でも、分析していますが、この上昇はかなり大きいもので、おそらく、3万円も超えていくのではないかと考えています。もちろん、上がる予測でトレンドが強いのが条件での話ですが、みなさん、私の予測を信じるのはなく、上がる予測、下がる予測どちらも頭に入れて、どこではじかれて上昇したら強いトレンドなのか、弱いトレンドなのか、どこまで下がれば上昇のトレンドが終了してしまうのか、どのシナリオも想定して、日々の売買に役立ててくださったらいいと思います😎👍

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