見出し画像

20240912 静岡へ⑤

静岡旅行3日目

『大淵笹場』という名所を目指し
山へ山へと登ってゆきます

あぁぁ、、、

いいなぁこの道、、

こーゆー道はほんまに魂が
ずぶずぶと癒されてゆく、、、


大淵笹場は

こーゆーふーな『一面の茶畑と富士山』
が見られる絶景スポットなんだなー

でも『雲で富士山は見えず』だったんだなー

もうね、全っ然見えない、、

近くのお店の人に聞いてみると
富士山て夏は見えない日も多いとの事

空気が澄んでる冬の方がよく見えるらしい

知らんかったな、、、
そーゆーの先ゆうといてよっ!!

ごっさ晴れてるのに
富士山のとこだけ雲でガードされてる

う~ん、残念、、、


そんなわけで富士登山の擬似体験が出来る
富士山世界遺産センターへ

ここは建物の中がぐるりと『すり鉢状』になっていて、上へ上へと展示を観てゆくという子供だま、、大変有意義な施設です

というかね、僕、高所恐怖症でして、、

途中、ぷるぷるしながら登りました

ニセの富士山にびびらされるのは
非常に心外でした

でもまあここは建物がカッコいいんすよ
静岡県の名建築を調べたら大体出てきます

非常に斬新なビジュアル
建物の目的が普通の建物とは全然違うので
他に類を見ない建造物になってますよね

カッチョいい


だが屋上からはやはり富士山は見えず!


ただ一番高い山なだけやろ?て思てたけど
昔から富士山富士山いうて
崇められてる意味が少し分かりました

これはあれやな
キャバ嬢のやり口ですな
全然振り向いてくれない
まさに高嶺の花



富士山本宮 浅間大社

世界文化遺産にも登録されてます

富士山の噴火を鎮めるため建てられた神社
富士山信仰の象徴とされ
他にも幾つかある浅間神社の総本社です

ありがたいこってす
しっかりお詣りしておきます




さあ富士宮に来たからには、やはりアレ

富士宮焼きそばです

虹屋ミミさん

『B級グルメ』てのも乱立してて
なかなか信用ならんのですが

ここの焼きそばは別格に物が違いました
ばちぼこうまかったです

わしわしとゴムのようにコシがある麺で
そこに肉とかイカとか魚粉とかの
旨味が絡んでビールが進みます

うわぁ、、、
日本中の焼きそばをこれにしてけれ、、

この味を知ってしまったら戻れんぜ、、、



ビールで気を良くしてもう一軒

お食事処山下さん
店構えに惚れました

ネットで下調べも念入りにするんですが
現地に実際に行った時に
自分の鼻と勘を頼りに入るのも大事だぜ!

我が生涯最強の
アジフライ定食に遭遇できましたよ

ガラガラと入った瞬間
このお店アタリやなと確信したよね

60~70代のお母さんが
二人で切り盛りされてます

フライ物は多少お時間かかりますとの事で
衣付けるところから丁寧に揚げてくれてる

定食が来るまでの間は瓶ビール
ゆで落花生と背黒いわしの酢〆

落花生の実がとても大きく
普段柿ピーばっかり食べてるんで大感動


定食は小鉢も味噌汁も漬け物も
何もかもが手作り

味噌汁飲んだ瞬間
顆粒だしじゃないのが分かります
油揚げにキノコに
にゅうめんも何本か入ってて
ただお決まりの具を入れて作っただけの
そのへんの定食屋の味噌汁とは大違いです

小鉢はシンプルな煮物やったんですけど
おいもがなんか『粉ふきいも』っぽくて
素朴なうまさに泣きそうになりました

素材も新鮮やしフライも絶妙

定食をアテに瓶ビール
これが大人の美学だぜ

カーっ!富士宮、最高!
あとは富士山がな~
富士山さえ見れたらいいんやけどな~

と、自分になびかないキャバ嬢の愚痴をこぼす情けない男がひとり

富士山はね~
夏は見えない日が多いのよ~

と、店のお母さんにあしらわれた

和訳すると
『あの娘はアンタなんかの手にはおえないよ』
って事ですかね

アンタあのこのなんなのさ
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ

じゃなかった富士宮


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?