本の要約 支援のための認知行動療法
Ⅰ.認知行動療法の使い方認知行動療法とは
認知とは、人間がもつ重要な高次脳機能のひとつ。目にしたこと、体験したことなどについて、理解・解釈する働き。
しかし、人によっては、認知が苦しみの源となることも。ものごとを適切に捉えるのは案外難しい。
認知行動療法では、偏りのある認知を、現実に即した認知(適応認知)に変えていく。
できそうな行動、楽しめそうな行動を促し、活動量を増やすことで、気分が徐々に改善したり、「不安な対象や場面を避ける」という行動パターンを変えると、不安が