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公認大会参加レベルの遊戯王プレイヤーが初めてCSと名のついた大会に参加してみたレポ

挨拶

こんにちは、初めまして。たそがれ次郎 (Twitter:@watch_man_35)と申します。好きなテーマはシャドールで、烙印ストーリー語りたい勢です。遊戯王歴としては、小学生の頃に原作漫画が連載中で、バトルシティごっこをやってたりした以降は遊戯王には全く触れていませんでしたが、マスターデュエルサービス開始頃から再び遊戯王に触れ、2022年の5月あたりからOCGを初めた、というような感じです。現在はランキングデュエルや遊戯王の日などの、公認イベントに参加して遊んでいます。
今回はタイトルの通り、そんな公認大会に参加するレベルのプレイヤーがCSと名のついた、いわゆる非公認大会に参加した様子を日記がてらレポしていきたいなと思います。結論から言うと、とても楽しめたので、自分と同じような、公認大会には出られるけど非公認大会には気後れしてしまうような遊戯王プレイヤーの背中を押したり出来ればな、と思います。

事の起こり(読み飛ばしてよいとされている)

事の起こりは1月発売のブースターパック「CYBERSTORM ACCESS」発売に合わせて行われた、「遊戯王の日」です。OCGを初めてすぐの頃、イベントで会った方のTwitterアカウントを探してフォローする、当たり屋活動をしていた時にオススメに出てきてフォローした方と、このイベントで初めてお会いする機会がありました。(OCG触りたての頃にフォロバしてもらった方でしたが、長い間顔を知らないままで、実に9ヶ月経っての初遭遇でした。)
で、その方とのトークの中で、今回参加した大会「YCS」に参加してみないか、という話になりました。このYCSの存在自体は知っており、よく行くショップで開催されている大会なので、いつか参加してみたいなぁ…なんてことは考えていました。しかしカードゲームプレイヤーとしてネットに潜れば、CSのよくない噂ばかり聞こえてくるもので、YCS自体の評判ではないのは承知していますが、漠然とした”恐怖感”を持っており、参加を躊躇してしまっていました。ただ、この2023年1月に誘われたのが、自分としてはちょうど良かったb 詳細は長くなるため割愛しますが、まぁ色々な巡りあわせがあって、遊戯王のモチベーションが最高潮なときでしたので、YCSのお誘いは二つ返事で”OK”でした。

準備編(読み飛ばしてよいとされている)

で、大会参加を決めた後は、準備です。上記の遊戯王の日が1/15で、YCSは1/29でしたので、2週間でどう準備するかといったところでした。その中で自分がやったのは、ひたすら公認大会に出るというものでした。(実際プトレマイオスのプレマも欲しいので) アナログ人間なので、やらないと覚えない、デッキも使わないと分からないといったタイプですので、ひたすら経験値を稼いで、無い頭を捻ってデッキの調整をしていきました。人間不思議なもので、目の前に目標があると頑張れるし、楽しいんですね。この2週間はかなり充実した遊戯王ライフを送ることが出来ました。
ちなみにデッキの変遷としては、60カルテシア召喚シャドール→60カルテシア世壊シャドール→60カルテシア純よりシャドールと調整していきましたが、直前に天啓が下り、前日夜に新規にデッキを組み直しました。一人でうんうん唸るより、人と話してみると色んなアイデアが浮かびますよねって話です。この辺のデッキ論も初級者なりに色々考えましたので、そのうち言語化してみても面白いかもですね。

前夜祭(読み飛ばして(ry)

そんな感じで、前日というか当日の午前2時までデッキを弄って、一人回しをしてと準備していましたが、結局頭を使うゲームなので睡眠しか勝たんと、水木御大も仰ってたので寝床に入りました。が、まぁ寝れない。遠足前の小学生かってくらいの興奮と緊張で、社会人になってからはずっとご無沙汰な高揚感を覚えてしまいました。しかも寝つきが悪いのに目覚めは早くて、6時には覚醒と、趣味でここまで本気になれたのは大学のときに格ゲー始めたとき以来かもなんて、変な充足感を覚えたりしました。で、早起きして何するかと言えば、デッキ調整なんですね。結局家を出る10分前まで、あーでもないこーでもないと悩むことが出来ました。(楽しい!)

YCSレポ(本編)

というわけで、前置きが長くなりましたが、ここからがYCSの大会レポです。とりあえず今回握ったデッキはこちらです。

偽典からのミドラーシュが目指す盤面なので、このデッキはシャドール(諸説あり)

流行りのシンクロ型深淵の獣に、《赫焉竜グランギニョル》からの《影依の偽典》へのアクセスギミックを採用。闇属性素材でシンクロ召喚した《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》の戦闘耐性付与で《エルシャドール・ミドラーシュ》を維持するといった方針のデッキです。一夜漬けのわりによく出来たとは思っていますが、突き詰めていないガバガバ構築なので、これはこれでTwitterとかでご意見貰えると嬉しいです。

大会形式はスイスドロー制のマッチ戦、参加者は自分含めて10人でした。
デッキ分布は以下。
ピュアリィ 2
深淵の獣(スプライト型) 2
イシズティアラメンツ
スケアクロークシャトリラ
HERO
覇王ダイノルフィア
壊獣パラディオン
シャドール()

※この後対戦所感を書きますが、記憶頼りなので間違いが有っても対戦相手の方はお目こぼしください。

1戦目:壊獣パラディオン 先〇〇-

1本目、先後決めダイス負けましたが、先攻譲られて訝しむところからスタート。マスターデュエルの記憶でヌメロンや現在開催中のテーマクロニクルから壊獣パラディオンのような後攻ワンキル系と予想して動くことに。運よく誘発も貰わず《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》+《烙印の獣》+《復烙印》+《影依の偽典》を構える理想展開で返す。
《教導の騎士フルルドリス》のss効果からの入りだったので、《影依の偽典》からの《エルシャドール・ミドラーシュ》で展開はストップ。バトルでフルルドリスの打点上昇効果は使われるものの問題なく。
3ターン目はミドラーシュ維持のため大きく動くことはなかったですが、《深淵の獣マグナムート》で後続確保しつつLPを削る。
4ターン目は壊獣でミドラーシュを突破はされるものの、烙印の獣などで後続を除去。ミドラーシュ2体目で蓋をして5ターン目にLP取って勝ち。

2本目も先攻。《増殖するG》2枚の手札事故でスタート、即エンド。向こうも壊獣が立てられないので、5ターン目(だったかな?)までお互いにエンド合戦。
しびれを切らした相手が6ターン目から動いたところでようやく増G投げどころさん。結果増Gつっぱされて《アークロード・パラディオン》+《教導の騎士フルルドリス》+《星辰のパラディオン》でライフカット。8000は削れなかったので、死な安の精神で耐え。
7ターン目、手札潤沢なので動こうとしたところで相手からも増G。一瞬ひるむも、《深淵の獣ドルイドブルム》などを展開、盤面除去して1本目と同様の理想盤面でライフ削って返却。(4ドローとかだったかな?)
カオスアンヘルには壊獣投げられるも、パラディオン展開はミドラーシュで蓋して、返しのターンにLP取って勝ち。

2戦目:イシズティアラメンツ 先×〇×

1本目、先行取れてまずは一安心。手札も問題なく動き始めたところ、《赫焉竜グランギニョル》着地効果か《深淵の獣ルベリオン》の起動効果あたり(曖昧)にチェーンして《ティアラメンツ・ハゥフニス》。《灰流うらら》握ってたのでチェーン迷うも、《古衛兵アギド》&《古尖兵ケルベク》までガメたいなと思って通し。(ハゥフニス止めても、《クシャトリラ・ティアラメンツ》握られてる可能性もあるので) 結果は、ケルベク(たぶん)とティアラメンツ魔法罠あたりがめくれる=チェーンで埋められて、うららの打ちどころが行方不明。そのあとはいつものティアラタイム(こっちのターンとは?) 最終的にムドラも落ちたので、墓地リソースも削られてオワ尾張。
返しのターンに手札の深淵の獣で抗ったりはしましたが、《ガーディアン・キマイラ》+《暗黒界の龍神王グラファ》+《クシャトリラ・ティアラメンツ》とか並んで、ライフ取られて負け。

2本目、負け先からスタートするも、手札事故。《深淵の獣ドルイドブルム》×2、《深淵の獣マグナムート》、《深淵の獣サロニール》と何かだったかな? 深淵の獣3種で融合は止められるだろうってのと、落ちが悪いことを願って、秒でターン渡す。
詳細は忘れましたが、《妖精伝姫-シラユキ》と深淵の獣で取り合いをして、バトルフェイズに残りLP450まで削られて、相手がシラユキ出してリーサルか、リソースを残すかで迷う展開に。裏目はこっちが《深淵の獣バルドレイク》を握っていることなので、警戒されてシラユキは温存されました。ちなみに握って無かったので、普通にシラユキで死ぬ手札でした。盤面は《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》+《暗影の闇霊使いダルク》+《深淵に潜む者》だったかな?
ターン返してもらって、ルベリオンで持ってきた烙印の獣でアンヘル除けたり、こっちもアンヘル出して云々して、盤面固められそうなところで投了。勝ち。
余談ですけど、《深淵に潜むもの》が水属性素材持ってるとパンプ入ることを初めて知りました。

3本目はEDのため、先行渡される。理想盤面形成出来たけど、返しのターンに拮抗勝負から入られて、消し飛ぶことに。《影依の偽典》残しで展開させない方法だけ残しましたが、ここで無慈悲な《六世壊=パライゾス》。偽典開いてss縛りますが《クシャトリラ・フェンリル》降臨。泣きそう。ターン返してもらう。
1ターン目に《アサルト・シンクロン》のLP700コスト払っているので、何が何でもLP取らないといけない状況で引いたのは《灰流うらら》。とりあえずミドラーシュ除けれる算段はついたので、うららnsから《混沌魔龍 カオス・ルーラー》で無料5連ガチャ。何めくれたか忘れましたけど、ルーラーはフェンリルでバイバイ。すったもんだあって、結局《カオスハンター》で展開も封じられて、降参。負け。

3戦目:ピュアリィ 先×--

先攻から、とりあえず展開できる手札でスタート。回してたところで《赫焉竜グランギニョル》で落とした《エルシャドール・アプカローネ》をドルイドブルムで打ち抜かれて、偽典が死に札に。アンヘル立ててドルイドブルム除けたりはしましたが、結局《烙印の獣》の妨害だけの耐え耐えの構えで、ターン渡す。
ピュアリィちゃんの各効果は知らないので、都度確認していたら、気付いたころには《ピュアリィ》×3+《ピュアリィ・リリィ》が盤面に。何起き!?って気持ちですが、効果処理していった結果なので順当です。何かあったときのためにグランギニョルで《赫聖の妖騎士ルルワリス》を招集はしておきました。で、ピュアリィちゃん2体で《LL-アセンブリー・ナイチンゲール》が出てきて困惑するも、反射ワンキルでもするのかと思ったので、ルルワリスで黙ってもらいました。途中忘れましたが、結局《ストレイ・ピュアリィ・ストリート》+《エクスピュアリィ・ノアール》(《ピュアリィ・プリティメモリー》×2素材含む)が鎮座、《烙印の獣》と《復烙印》吸われ、エンドフェイズに《ピュアリィ・デリシャスメモリー》も素材に入って、ムキムキピュアリィちゃん(7素材)が完成。(ここでマグナムート処理忘れでプレミ①。深淵の獣を1枚補給できず。)
ターン貰う。ここでET突入だったかな?《閉ザサレシ世界ノ冥神》出すしか回答がないので、そこを目指すことに。《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》+《赫聖の妖騎士ルルワリス》は盤面にいるので、残り2素材並べるのが目標。《赫の聖女カルテシア》nsから融合、《赫焉竜グランギニョル》。サロニール落として、適当に《烙印の気炎》を落としてデッキ圧縮。あとで思い返せば、ここで《黒衣竜アルビオン》落としとけば、もう1枚握ってた《赫の聖女カルテシア》のss効果で素材増やせたので、プレミ②。あとは深淵の獣プラスして(したか?)素材並べたところで、ノアールのバウンス効果。素材足らなくなったので、シンクロ体寝かせてターン渡す。
返しは、盤面2枚吸われて、7素材ノアールお帰りんこ。アンヘルの耐性付与で向こうも動きようがないので、ターン返してもらうも、こっちも素材並べようがないので、降参。負け。

終わった後は、ギャラリー含めた感想戦でプレミ指摘してもらったりで、振り返りしてましたが、もしET1ターン目にもう1体並べられたら、ノアールが3素材になってDef3700(=2800+300×3)で、ルルワリスでパンプしたアンヘルAtk4000(=3500+500)で抜けたので、頑張りようはあったなと反省。

終わりに

以上が、CSに挑戦してみたレポでした。冒頭でも書きましたが、本気で遊戯王をやるのは、とても楽しかったです。準備段階、特にデッキ考えるところは、下地として参考にした構築はあるものの、自分なりのデッキを作ることが出来、今まではコピーデッカーだったところからは、少しは進歩できたかなと。(実はもう世にある型だったら、すみません)
対戦についても、勝つためにどう動けばいいか、自分なりに考え考え、今持ってる100%は出すことが出来たかなと思います。効果処理忘れなどのプレミも含めて、これが自分の実力ですね。
また、勝手に怖がっていたCSの雰囲気や問題なんかは起こることなく、対戦が終わればノーサイドでアドバイス貰えたりなど、終始いい雰囲気の大会だったと思います。いずれ他のCSにも出てみたいなと夢見つつ、来月のYCSに向けて準備したいなと思います。
それではここまで。良ければTwitterの方でも絡んでもらえると嬉しいです。長文乱文失礼しました。またどこかの大会でお会いしましょう。

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