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肉豆腐の作り方 (test)
10分で作れてご飯何杯でもいける肉豆腐の作り方です。
家族サービスで帰ってきて疲れ切ってるのに、子供が「腹へった」と暴れている日曜の夜にどうぞ。
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■作り方
1)豆腐を切って大皿に入れてラップをしてチン
2)肉をごま油で炒めポン酢入れひたひたと軽く煮る
3)豆腐に肉をぶっかけて、薬味を乗せて完成
→うまい
■作ってみる
①豆腐を温める
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休みの日に作る料理のひとときは、都合の良いエスケープです。
子供の相手もそこそこに、自分が食べたいものを好き勝手作っていいわけです。スマホで音楽など流しながら、始めます。
まず、食べやすい大きさに切った豆腐を大皿に並べます。大皿はなるべく大きく重い方が良いです。肉厚な陶器だと鍋っぽさが出て、豆腐のハフハフ感が増します。
それと家族が待つテーブルに大皿を置くとき、迫力が出ます。
ラップを掛けて(ケチらずにしっかり皿をカバーする)、五分くらいチンします。温め終わると、豆腐から半透明の汁が出ます。これが後で使う肉汁入りのポン酢と合わさると無敵の味わいになります。だから、豆腐はぼちぼちいいやつの方がいいです。絹か綿かはお好みで。
料理をしている間は、草野マサムネや松重豊のラジオを聴いたり、ギターや車の動画を見ます。好きなだけエンタメに触れらる絶好の機会です。
キャンピングカーの紹介動画で現実逃避に浸るのもいい。
ついニヤつくと妻に怪しまれるので、注意を要します。
②肉をひたひたにする
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夫の家事というのは、感謝されないものです。残念だけど、そういう運命にあります。けれども家事は色々な役に立ちます。挫けず取り組みましょう。
肉をごま油で炒めます。牛がいいです。豚ならバラ、鳥ならモモがいいです。冷蔵庫に胸肉しか無ければ諦めて下さい。他のメニューにしましょう。ポン酢は味が最初から決まっているので、あまり味を付け加えない方がいいです。
入れても料理酒くらいで、ニンニクとか生姜とかはやめましょう。やや肉が赤いかな?くらいの焼き加減でポン酢を入れます。ひたひたと50円分くらい注ぎましょう。火をごく小さく、ふつふつとさせる程度に加減します。肉が硬くなりにくくなります。
この辺りで、7歳の息子が「なんか手伝う」と言って台所に顔を出してきます。夫が料理すると、息子が料理を覚えたがるようです。家事はいろんなメリットがあります。タスク処理の練習になるし、自立心が養えます。時には一人で買い出しに出掛けられます(もちろん寄り道する)。持ち帰りの仕事や副業の準備などで根詰めた後は、いい気分転換になります。私は布団に横になってスマホ休憩に入ると、もう戻ってこれない可能性が大なので家事くらいがちょうどいいです。洗濯物を畳むと、脳のややこしい絡まりが整う気がします。
③豆腐を肉で覆う
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豆腐という食べ物は、料理をするようになるとものすごく魅力的に見えます。安い豚肉は100gで98円ですが(それも最近は高くなって珍しくなりましたね)、そこそこの豆腐は300gで100円で買えます。タンパク質の摂取元として非常に安価なのです。でも中身はわりと水なので、肉でタンパク質ブーストしてやる必要があります。
ということで、チンした豆腐の大皿の上に、ポン酢で煮た肉を掛けましょう。豆腐の汁が肉汁ポン酢と混ざり合う、美しいオーロラを観測できます(必要に応じて缶ビールのプルタブを起こして下さい)。刻みネギや胡麻などを掛けて完成です。インスタントのお吸い物や味噌汁を添えましょう。汁物に茹でた小松菜も入れればなお完璧です。
完成です。本当に10分もかかりません。
ご飯や麦茶やランチョンマットの準備をこなし、寝室でスマホをいじってる妻に声をかけます。
■食べる
大ぶりなスプーンを取り分け用に添えたら、いただきます。
味付けはポン酢だけだと思えないくらい、味わいがしっかりと折り重なっています。肉はもちろんですが、豆腐からは出汁が出る、というのをすごく実感できます。肉の歯ごたえと豆腐の柔らかさ。食感に良いコントラストがあります。酸味と柑橘系の香りでご飯が進みます。ポン酢の香りって、白米の湯気が美味しくなる気がしませんか?
汁はたっぷりと残るので、おかわりしたご飯に掛けて書き込みます。豆腐も米も「白い味」がするので、豆腐に合う汁はちろん米にもマッチします。腹八分目では満足できないくらいに、食欲が掻き立てられ箸が進みます。
子供も喜んで食べてくれます。よかった。
材料は安く少なく、手早く作れて、肉とお酢は疲労回復にしっかり効きます。疲れた休日の夜にこそ、美味しい夕食にしたいですよね。
簡単ですので、作ってみて下さい。
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