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埋もれていく時間の中

月日が忘れさせようとする
そばに居てくれた日々を
辛い想い出に変えながら
その言葉の棘は抜けてはいない
心の中に降り積もり
やがて心を蝕む
怖いとか
苦しいとか
言いたくないのに
顔は作り笑いのまま
動かない心の中に
重い砂のように重ねられてく
涙で湿らせて重くさせるその思いは
いつになったら晴れるのだろう
優しくサラサラになったらきっと
笑えるようになるのかな
それでも待っている私は
きっと愚かで滑稽でしょうね
いつか……いつか……
晴れる日を乾く日を夢見て……

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