キタニタツヤ「旅にでも出よっか」の感想

始まりは、「もう頑張りたくなくて、お休みした」なのですが、

私にとってのお休みは、随分長いなと思います。

仕事と入退院と休養期間を行き来している私は、お休みも、1、2年仕事を休んでしまいます。

仕事をしていない休養期間は、何をしているのかと言うと、朝起きて、朝ご飯を食べて、洗濯をして、テレビを見て、買い物をして、料理をして、お昼ご飯を食べて、ジムに行って、夜ご飯を食べるという繰り返しの毎日です。

それでも、このルーティンを守るために、朝は、決まった時間に起きて、夜も決まった時間に寝るようにしています。生活リズムを崩さないように。

「旅にでも出よっか」を聴くと、このルーティンを崩しそうになる、生活リズムが悪くなるって時に、たまには、朝寝坊してもいいし、何もしたくない時は何もしなくてもいいし、と、肩の荷が下りたり、完璧主義な私を落ち着かせたりしてくれます。

こうでなくちゃいけない、こうしなければならないという縛りから、少しゆるく、自分のペースに持っていけるような気がします。

私は、1日1回は、外に出ることを目標にしています。家にずっと閉じこもっていると、ふさぎ込んでしまいます。

そんな時、外に出なくてもいいやって思って、何分か何時間か経つと、自然と、ちょっと外の空気を吸おうかな、外に出てみようかなと思うようになります。

お休みの方を先に書いてしまいましたが、
この曲の、「もう頑張りたくなくて、お休みした」の「もう頑張りたくなくて」は、私にとって、もう頑張れないって気持ちに近いかもしれません。

頑張りたくない!頑張れない!って気持ちが、行動をストップさせます。それでも、あと一歩踏ん張る気持ちも含まれているような気がします。

その準備期間が、何年続くのかわからないのですが、私にとっての休養期間は、次に進むための準備期間なのかなとふと思います。

「旅にでも出よっか」を聴くと、とても温かく、ぽかぽかした気持ちになれます。

ちょっと、朝起きるのが億劫で、日差しが眩しくて、また朝が来てしまったなと思う時に、この曲を聞くと、頑張りたくないし、頑張れなくても、まあ今日の自分がなんとかしてくれるでしょ?って気になれます。

キタニタツヤ 「旅にでも出よっか」のMVは、Youtubeにあがっています。
また、アルバム「ROUNDABOUT」に収録してされています。ぜひ。

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