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(2024年6月)池袋でみた大道芸 その1

2024年6月の、とある土曜日に見たもの。

池袋駅を出て徒歩で数分、池袋西口公園、IWGP(なつかしい)へ。
お天気の良い、土曜日の昼下がりのその場所は、キッチンカーなども見え賑やかな雰囲気が空中にたくさん漂ってました。

区画に足を踏み入れると、いきなり全長3mはあろうかという象が目に飛び込んできました。
特徴的な鼻を揺らしながら、象はゆっくりと歩行していました。
巨体の象は良く見れば、いや良く見なくてもスッカスカの張りぼてで、3人の人間が中で操っていました。
象の背中の上には大きな操り紐も丸見えです。
そんな象ではあったのですが、肉眼で物理的にはいろいろなものが見えてしまっているにもかかわらず、象を見物する客の脳内では人も操り紐も見えずに、まるで本物の象が回遊しているように見えるから不思議です。
そう、とても不思議で、とてもすごい。
時々パォ~ンっという鳴き声が妙にリアルであったり、みんなが動画や写真を撮りたくなってしまうのも納得でした。

東京芸術劇場の方へ向かって歩いて行くと、今度は銅像の人がいました。
台座の上に立ち微動だにしない銅像の人。
その下にもう一体、銅像の人がいます。
近づいて二体の銅像をよく見ていると、大道芸として展示?されているものなので重い本物の銅像ではないのだろうけど、とてもリアルで本物の銅像のように見えます。
今にも動き出しそうなその銅像を見ていたら、ホントに動き出した(笑
びっくりするよね。
足元に置かれたトランクには、自販機のコイン投入口のようなものが二つついており、そこに寄付?をすると、某仮装番組の採点審査の音が流れてきて、、、

銅像

それから、異常に高身長な男女二人が煌びやかにタンゴを踊っていました。
周囲にいる人たちから頭ひとつ、どころか頭五つぐらい飛び抜けて大きいのでとにかく目立つ。
世界一背の高いトルコの男性は身長が251cmもあるらしいけれど、この二人と一緒に三人で踊れるかもしれない。←すごい絵面(えづら)になりそう

タンゴ

さらに3m近くはありそうな巨大な妖精みたいな人が回遊してました。
タンゴを踊っていた人たちといい、妖精みたいな人といい、ここは巨人の国かと。
爽やかなスカイブルーをあしらった衣装をはためかせながら、悠然と歩いていました。
しかし妖精と言うには巨大すぎるきらいがあるような気もする。
と、その巨大妖精は、多くのお客さんを集めて大道芸をしている大道芸人の人のところへ乱入。
大道芸をしていた大道芸人の人は、突如として乱入してきた巨大妖精の人をパフォーマンスの一部に取り入れてしまうアドリブ力を見せていました。
数分の即興コラボが終わると巨大妖精の人は、また悠然と去って行きました。

vs 大道芸人

その2 につづく

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