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映画コラム

文園そらの映画コラムです!

【T2】不朽の名作って良いよね

 今回はレビューとかではなく宣伝だ。中学生の頃から『ターミネーター2』を劇場で見るのが夢だった。本当に、1991年に劇場へ行けた人々が心底羨ましかった。これ劇場で見たら感動半端なかっただろうな、と思える作品は山ほどあるし、映画好きの人は何度も感じたことがあるだろう。  ところで不朽の名作『ターミネーター2』が、全国の映画館でリバイバル上映されることが決定し、8月23日から大好評(決め付け)上映中だ。見たことある人もない人も映画館に急ごう。9月6日までだ。もちろん僕はすでに見に

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【映画】『哀れなるものたち』感想【紹介】

 今年これ以上の映画ってないんじゃねーの?(n回目)  今回は、映画『哀れなるものたち(原題『POOR THINGS』)』の感想を記していく。いつもの僕のnoteと違い、下書きも目次もなく綴らせていただくが、感想の新鮮さを重視したいためお許しいただきたい。他のコラムや批評を見てからでは、自分の言葉ではなくなってしまいそうだし、主人公ベラのように、真新しい脳みそで言語化したいのだ。新鮮な感想は新鮮な野菜と同じくらい大事だし、新鮮な死体は貴重だって劇中でゴッドウィン博士も言ってた

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【さんを付けろよ】映画『AKIRA』とかいうロマンの塊【デコ助野郎】

※本稿はアニメ映画『AKIRA』のコラムです。漫画版AKIRAのコラムではありません。 画像は全て『AKIRA』大友克洋より 僕「AKIRAのコラム書きたい!」 ?「ピーキーすぎて、お前には無理だよ」  2019年、オリンピックを翌年に控えたネオ東京は、反政府勢力の暴動が激化し、不良少年も溢れ、混沌の街であった……1988年公開の名作映画、AKIRAの基本設定である。  もともと世界的に有名であった本作。国内で評価が高かったのはもちろん、特に海外では、頭身のリアルなキャラ

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【コラム】イタリア映画「彫刻家(原題 La Scultura)」があまりにも刺さりすぎたので

【コラム】イタリア映画「彫刻家(原題 La Scultura)」があまりにも刺さりすぎたので  新型コロナで自粛ムードの中、お酒を飲む機会が減り健康的な生活を送っている僕だが、皆さんはいかがお過ごしか。  ところでネカフェやラブホで映画一覧を見ていると、どこから拾ってきたか分からないB級映画や、ほぼほぼビッグタイトルのパクリと思われる映画が見られるが、この手の作品を日本へ輸入している謎勢力が存在するのではないかと考えている。  イタリア映画「彫刻家」は、そんなネット世界

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