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オークス

◎5 コガネノソラ
○12 チェルヴィニア
▲7 ステレンボッシュ

オークスの舞台は東京2400mこの時期の3歳牝馬にとっては経験したことのない過酷なレースとなる。しかし、過去の傾向をみてもやはり強いのは桜花賞組でマイルの戦いとはいえその世代のトップが集まることを意味している。次に強いのがフローラS組で東京2000mということでオークスに近い舞台だからかもしれない。オークスといえば毎年変な穴馬がぶち抜けてくるのが恒例。昨年のドゥーラみたいにね。桜花賞を使わず、始めから距離適性を考えて、ここを目標にしてくるやつがいるということ。オークスを予想するうえで大切にしているのが、個人的に東京適性と1800m戦の好走経験。東京の高速馬場に対応出来かつ瞬発力とスタミナを兼ね備えているかを判断するためである。長くなったがこれらを踏まえて本命はコガネノソラ。

コガネノソラはスイートピーSからの参戦。2歳の時は勝てなかったものの休養を挟み3連勝でここまで辿り着いた。スイートピーSを勝つ前は中山の1800の稍重で2勝といかにもゴールドシップ産駒らしいタフな舞台で走るなといった印象だった。しかし、その評価を覆し、オークスでそこそこ人気している理由がスイートピーSの内容だと思う。それまでは東京はダメだと思っていたのにいきなり、上がり最速でぶち抜いてきた。このレースは見るポイントがいくつかあると思っていて、1つ目が前半800mが45.6の通過であること。なんかこれは3歳の1800mで過去最速らしい。3歳牝馬戦においてめちゃくちゃ速いため当然前は潰れて差し有利になる。そのためコガネノソラを評価されてない方もちらほら見かける。またメンバーレベルを疑問視されて方もいるが果たして本当にそうなのか。確かしコガネノソラは差し有利の中大外からぶち抜いてきた(この時点で個人的にはめっちゃ好きなタイプ)。対して2着のニシノティアモは1枠をいかし終始内をまわり、外に出す時も限りなくロスがなかった。直線に入った時の差は結構あったしだいぶニシノティアモ有利だったはず。そんな中大外一気で差し切った。ここで重要なのがラップタイムで11.9-11.6という加速ラップ。レースだけ見るとただ展開が向きなんとか差し切った様に見えるが、ラップタイムを見るとまだまだ上があるのかもしれない。続いてメンバーレベルだが本当にメンバーレベル低いのか?2着馬ニシノティアモはフリージア賞でアドマイヤベルに0.1秒差だし内容もそこまで変わんなかったと思う。また、3着の馬も過去にアドマイヤベルに0.1秒差のクビ差だったし、後に青葉賞3着に入るデュアルウィルダーにも勝っている。以上を踏まえ相手は協力だが、距離延長にも不安はないし、東京の瞬発力勝負でもある程度やれると思い、期待を込めて本命。それにしても7番人気16倍は売れすぎじゃないか。対抗は前走どう考えても度外視可能なチェルヴィニアに。前走は半年の休み明けで、大外枠から無理やり先行し、割と速いペースを終始外をまわし、展開不利。直線で脚が残ってるわけがなく終了。こちらももっとオッズがつくと思っていたが、ルーメルだしそんなことはなさそう。そして不安点のないステレンボッシュをそのまま評価する。クイーンズウォークは脚をやってる見たいだし、最終坂路で軽いので軽視。

馬券はコガネノソラとチェルヴィニアのワンツーで決まる形が1番の上振れ。ステレンボッシュが来たら連系は一気にオッズが落ちるが、切るわけにはいかないので仕方なく軸。まぁコガネノソラが来なかったら今回は私の負けです。


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