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【J1⑰vsFC東京レビュー】お見事3連勝!

3連勝👏👏👏
FC東京に3−1で勝利!!!
ロスタイムの失点はもったいなかったですが、「勝って兜の緒を締めよ」で次節への改善点としましょう。

今節のガンバは西野ガンバ全盛期のような【強いガンバ】の雰囲気がでていました。

今節のスタメン

FC東京戦スタメン

FC東京は前節からスタメンの変更はなし。
対するガンバは前節のアビスパ福岡戦から1人変更。三浦に代わって黒川が先発復帰しました。

オーガナイズの整理(静から動へ)

試合開始からガンバが良いオーガナイズ(立ち位置)でボールをテンポよく動かしてFC東京陣内深くまでボールを前進することができました。

勝てなかった時期はWGが幅をとり、SBはハーフレーンで留まり敵陣深くまで攻撃参加をする機会が多くありませんでした。
黒川もコメントでこのことに言及しており、ポヤトス監督の戦術だったのでしょう。
つまり、選手が動きすぎない静的なオーガナイズでした。

前半14分

前半14分の場面です。WGの倉田とアラーノがハーフレーンのスペースを見つけ大外から移動。右サイドの大外レーンに半田が立ち位置を取り相手プレスの出口を確保しています。
この後、山本悠樹からバイタルエリアに進入したアラーノへパス。山本が倉田が空けたハーフレーンに走り込み、アラーノのスルーパスを受けてシュート。シュートはGKに防がれましたがチーム全体が連動したよい攻撃でした。

この攻撃でも見られるように、シュートを打つポイントにランで進入し味方のために良い立ち位置(スペース)を作る。
つまり、動的なオーガナイズです。

無駄走りは無駄ではない!

後半15分の半田のJ1初ゴールの場面です。
ジャバリが山本に「木本を引きつけて欲しいからニアへ走って!」と指示。山本がジェバリのために潰れ役となる無駄走りを発動しPA内のニアへスプリント。
ところが、アラーノが無駄走りの山本悠樹へ素直にパス!
アラーノらしいと言えばアラーノらしいんですが・・・。
しかし、こぼれ球が半田の足元にうまいこと転がりシュート!
J1初ゴールとなりました👏

半田ゴール!!

山本のジェバリのための無駄走りがゴールを生みました。
つまり、無駄走りはチームにとって無駄じゃないんです!無駄走りはスペースを作って味方がフリーの状態でプレーできるんです。
フリーであればプレーの難易度もグッとさがりますよね。

同じ文脈でプレイ

さらに、この試合で良かったのは交代出場した選手もスタメンの選手たちと同じ文脈でプレイできていたことです。

とくに、福田と石毛は同じ文脈ですぐに試合に馴染めていました。その結果2人とも決定的なシュートを打つことができました。
ポヤトス監督が就任して5ヶ月が経ち、試合に出る選手は同じ絵を描くことがきています。

相手に決定機を4・5回作られはしましたが、サブを含めたメンバーが同じ文脈でプレイできれば次節の鹿島戦も勝利が期待できます。

まとめ

GAMBA SONICも開催されたFC東京戦。
この試合のゴールの熱量はすごかった!!迫力声量で選手たちを鼓舞し、相手チームに圧をかけ続けました。

そして、ジェバリとネタラヴィはJリーグでトップレベルの質を随所に見せてくれました。
ポヤトス監督のもとガンバは生まれ変わりつつあります。今後も改善しながら前へ進んでくれることでしょう。

この試合で前半戦の17試合が消化しました。
前半戦の結果は15位です。
(4勝4分9負 勝ち点16 得点21・失点33)
思っていた以上に苦しい前半戦でしたが3連勝で折り返すことができました。選手たちも自信を持って鹿島戦から始まる後半戦に臨んでくれることと思います。

さて、次戦はルヴァンカップ・大阪ダービーです。
勝てば首位または2位での上位抜けの可能性が残されています。
ダービーの欠場は、武蔵(出場停止)、江川(出場停止)、山本理仁(U22代表)、ジェバリ(代表)、ネタラヴィ(代表)、クォンギョンウォン(代表→靭帯損傷)です。言い訳はたくさんできますが、ダービーに言い訳はできません!!
ダービーは、勝つか勝つかです!!

ガンバれ、ガンバ大阪!!
ではでは。


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