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「日記」予測不能にもほどがある 昭和的実録海外ひとり旅

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既に半世紀前、プライベートでの初めての海外ひとり旅時の一年半程の日記です。 旅行日記であるにも関わらず、その地の紹介や感動などは余り書かれておらず、ただ自身の上に絶え間なく押し…
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2024年2月の記事一覧

昭和的実録 海外ひとり旅日記        予測不能にも程がある 19 ギリシャ編 (5

日記_021 俺は旅人 5/6/7(1)/ jun 1978 一旦Piraeusに戻り、Katerigiと約束していた通りMelina & Jules夫妻宅に電話すると、今度は日本語を喋る女性がでた。 (んん?)「ワカッテイル」要件は理解しているようで、タドタドしい日本語ではあるが、「マダカエッテナイ」「モウスコシマテ」,詳細を引き出そうとするが理解しているのか、いないのか、埒あかず電話を切る。 (ウゥ〜ン、どう考えればイイのか) (もう一度面会できる

昭和的実録 海外ひとり旅日記        予測不能にも程がある 18 ギリシャ編 (4

日記_020 再びの「なんか変」 1(-2)/jun 1978 やっぱりなぁ Ancient KorintosのAporon神殿の床のモザイクタイルは、外部でありながら鮮やかな色を今に残し、秀逸であった。 一旦Korintosに戻り、(Ancient Korintosからは直通がない)いよいよあのライオン門のMykinesに向かう。 運河寄り道でチョット時間をくってしまったか。 一段と磨きの懸かったオンボロ具合のバスは、鬱蒼とした森の中の未舗装の道をガタ

昭和的実録 海外ひとり旅日記        予測不能にも程がある 17 ギリシャ編 (3

日記_019 実現したい 26/27/28/may 1978 実は昨日博物館の帰り道、”Broadway Theater”の場所を探し当て、しかもシアターのマネージャーと称する人からJules & Melina夫妻の住所まで聞き出すことができたのだ。 (日本を出る前、ギリシャ大使館で「現在、夫妻で舞台を上演している」ことを教えてもらってきていたのだ。舞台は既に楽日となっていた) 帰路、マネージャーから戴いたMelinaのパンフレット・スチールを抱え、アテネ