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「日記」予測不能にもほどがある 昭和的実録海外ひとり旅

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既に半世紀前、プライベートでの初めての海外ひとり旅時の一年半程の日記です。 旅行日記であるにも関わらず、その地の紹介や感動などは余り書かれておらず、ただ自身の上に絶え間なく押し…
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2023年9月の記事一覧

昭和的実録 海外ひとり旅日記        予測不能にも程がある トルコ編 09

日記_011 気に入ったか、Efes 19-1/apr 1978 しかし翌朝ハシュメットの兄の家での手作りパン・チーズ・ヨーグルトそしてナッツの煮物料理が余りに美味しくて、昨日のせわしなかった鬱を一気に消し払ってくれたお陰も手伝い、ハシュメットへの頑なな第一印象に今までとらわれ過ぎていた自分に、チョッピリ反省を促す契機をも与えてくれることになったようだ。 午後バスターミナルで(Selçukへの直通列車で行こうと思ったのだが6.5hとオトビュス乗継ぎでも精々4hという彼

昭和的実録 海外ひとり旅日記        予測不能にも程がある トルコ編 08

日記_010 再びハシュメット 14/apr 1978 保養地らしきは縁がなさそうなので(ホテルも当然高い)、バスターミナルを探してEdermitに向かう。 一旦Bergamaを目指したのだが着いてみるとあいにくの雨。 遠くの小高い頂に明らかにスタディアムと思しき陰が烟っている。 しかし「ここからはタクシーしか行く手立てがない」(そんな訳はない!これこそがトルコ人一流のビジネスへの第一歩なのだ、勿論悪気などある訳ではないのだが)と言う言葉にも抗うことなくむしろ便乗

昭和的実録 海外ひとり旅日記        予測不能にも程がある トルコ編 07

日記_009 観光モード突入 10/apr 1978 カラー36枚撮10ロール持って来たが20日間で既に使い切ってしまった。 写真屋さんらしき所を覗いてみたら、カラー36枚撮250TL、(とても無理)。 お陰でIznikの城壁はとても美しかったが、取り損ねた。 IznikからBursaまで1時間20分程の道程。 昨日までの天気とはうってかわって快晴で、蒸し暑いくらいだ。やっと雨期らしき時期は過ぎたのか。心成しか身も心も軽く前向きな気分になる。(単純!)(観光モード突