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「詩」

『秋と冬の狭間で』
    沙羅🥀
山は錦繍の帯になって
広がり

懐かしい想い出を
美しい絵巻にして
残してる

繰り返す季節の
流れに身を任せ
尽きぬ思いは

ゆっくりと
確かに近づく
冬の足音に
バトンを渡す

私もいま終焉の
時を待っている

永き途の果てに
辿り着く
場所はこんな
秋の陽がどことなく
射して温めて
くれるといい









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