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中学受験 「底力をつける歴史」 近畿地方の歴史地理(2)

前回近畿地方の歴史地理(1)は京都・奈良が中心でしたが、
今回は範囲を大きくしてみます。
①は天橋立ですが、日本三景の一つです。室町時代の画家雪舟が描いた水墨画は教科書にも載っています。一つの知識から関連させた項目も導き出すのが、成長途中の小学生の課題です。
②平安京は、京都市にあたりますが、建設当時の場所とは少しずれています。桓武天皇がなぜ奈良の平城京から遷都したのかは、記述で出ます。また藤原京→平城京→長岡京→平安京の場所も重要です。

③平等院は、「宇治の平等院」で、宇治川の近くにあります。琵琶湖から流れ出る川は、滋賀県では瀬田川、京都府では宇治川、大阪府では淀川と呼ばれています。

⑦の「吉野」ですが、後醍醐天皇の南朝が置かれた場所です。ここを流れるのは吉野川ですが、和歌山県では紀ノ川になります。

⑬は大輪田泊おおわだのとまりは、平清盛が日宋貿易のために築いた港で今の神戸市の一部に残っています。

場所は地図帳で確認し、関連事項の調べ学習などを通じて理解と知識の定着を深めていきましょう。

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