私が初めて"飛行機だいすき人間"の彼と出会ったのは、今から6年前。 仕事の悩みに親身にのってくれた彼。 彼の車で食事に行った時、なんか違和感を感じたのだ。 彼は自分の車のことを“機体”と呼び、車から迷彩柄のジャケットをおもむろに取り出す。 “なに、それ??機体???“ 私は嫌な予感がした。 今まで男運がなく、みんなに引かれるような人と我慢して付き合ってきた。 “そんな彼氏なら、私は独身でいい“とさえ同僚に言われた。 迷彩柄のジャケットを見て真っ先に思ったのは、軍隊オタク