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ジョリオのカフェ道

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ステキカフェを探しにあっちこっちおさんぽ中
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記事一覧

隠れ家は和の世界【和茶】@神楽坂

神楽坂の路地奥、住宅街にひっそりと店を構える【和茶(わちゃ)】。Google mapを頼りにしても、「え?本当にここであってる?」と思うぐらい控えめ。 奥の細道を進むと、雰囲気のある入口。 引戸を開けると、パッと祇園の厄除けちまきを飾った茶室が目に飛び込んでくる。 なんてステキな空間だろうか。 着物を着た女将がもてなしてくれる。 白湯とおしぼりが出されるのだが、この白湯がやわらかで実にうまい。 本日のお菓子は春の和菓子。訪れた時間が遅かったこともあり、2種から選ぶこ

カレーパンが絶品すぎる【スパイシア】@神楽坂

神楽坂の芸者新通りにある【Spicier(スパイシア)】。 こちらのお店、メニューを見ると、カレーパンとチャイが楽しめるのだが、決してカレーパン屋でもチャイ屋でもないという。 では何かと言うと、 “スパイスで、もっと“ お客様が嬉しくなる価値観をカレーパンとチャイという形でお届けします。とのこと。 わかるようなわからないような・・・。 とりえず食べて、飲んでみよう。 チャイもカレーパンも味比べセットが用意されている。 チャイ比べセット(店内限定):1150円 この

香り高く濃厚ジェラート【ジェラテリア テオブロマ】@神楽坂

神楽坂の南欧的な雰囲気のある路地に店を構える【GELATERIA THEOBROMA(ジェラテリア テオブロマ】。 こちらでは、本場イタリア同様、毎朝作り立てのジェラートを販売している。 こちらのお店、テイクアウトだけではなく、店内にはカフェスペースもあるので店内利用することに。 店内ではジェラート以外にパフェやケーキなどもある。 ジェラートは季節や曜日によって内容が変わり、この日は7種類の用意あり。 ジェラートメニュはその7種類の中から好きなものを組み合わせること

【センシング タッチ オブ アース】@かっぱ橋道具街

浅草と上野の中間あたりに位置する、かっぱ橋道具街沿いにあるオシャレな雰囲気に思わず足を止めてしまったカフェ【Sensing Touch of Earth(センシング タッチ オブ アース)】。 かっぱ橋道具街には、プロだけではなく、一般人も購入できる調理道具や皿、食品サンプルを扱う店が軒を連ねている。かつては色気のない店も多かった中、ここ最近、インバウンド狙いか、オシャレな雰囲気の店も増えている。 こちらのカフェもその一つと言ってもいいだろう。 店内はニューヨークの倉庫街

隠れた名店【シングルオージャパン】@両国

両国にあるすみだ北斎美術館から5分ほどの路地に店を構える【Single O Japan(シングルオージャパン)】。 工務店の居抜きを実にオシャレにリノベ。 天井高く開放的。 もともとは焙煎所からスタートしたとのことで、奥が焙煎所となっていて、手前がカフェエリアになっている。 テーブルなどには生け花がさりげなく飾られ、殺風景な中にも温かみを感じる演出。 メニューを見ると、ホットチョコレートもあるにはあるが、コーヒーに特化。 コーヒーはオリジンが4種類とブレンドが2種

ベルばらとあんみつ【菊丸】@浅草

合羽橋道具街から少し外れた、西浅草の東本願寺の裏手に店を構える甘味処【菊丸(きくまる)】。 店頭には少々日焼けした食品サンプルが並ぶ。 縦長のこぢんまりとした店舗は途切れることなく客がやってくるが、心なしか年齢層は高め。 メニューはあんみつをメインにぜんざいやパフェといったスイーツ系の他、カレーやちらし寿司といったごはんものも用意されている。 あんみつベルサイユのばら:870円 あんみつとベルばらを組み合わせるネーミングセンスもおもしろいが、ちゃんとバラを模ったもの

サクサクアツアツパイと【バイロンベイコーヒー】@日本橋

コレド室町の裏手側に店を構えるオーストラリア発祥の【BYRON BAY COFFEE(バイロンベイコーヒー)】。間口こそ狭いが、どこかスタイリッシュな外観に、道行く人の多くが足を止める。 一見、店舗も狭いので通りから覗くだけで立ち去る人も多いが、こちらのカフェは2階にも席がある。 2階へは外階段から上がることもあって分かりにくいのか、週末の利用客は意外に少ない。ちなみに1階にも席はあり、そちらは満席となっている。 2階の席を確保し、1階で注文をする。 カウンター上のシ

緑茶ベースのチャイがある【自家製チャイ専門店 myChai】@両国

江戸東京博物館そばに店を構える自家製チャイ専門店【myChai(マイチャイ)】。 白を基調としたこじんまりとした店舗は、少しリゾートっぽい雰囲気。 カウンター席メインなので、3人以上で訪れると、ちょっと厳しいかもしれない。 チャイメニューはアッサムティーベースのストレートもしくはミルクで割ったもの、それと緑茶をベースにしたものがある。 マイチャイ(アイス):650円 ほんのり甘さがついたチャイのミルク割。 砂糖は三温糖が使われているとのこと。 チャイで使われる王道

THE 昭和の喫茶店【喫茶白鳥】@小岩

23区内にあって、未だ昭和の雰囲気が残る江戸川区小岩。その代表格の一軒がJR小岩駅南口すぐ、地蔵通り商店街入口に建つ2階建てビルに店を構える【喫茶白鳥(はくちょう)】。 2階へと続く階段前には食品サンプルが並ぶショーケース。 その横には「全席喫煙可能」の張り紙。 ショーケースにはナポリタン、ピラフ、豚生姜にクリームソーダとレモンスカッシュ、そしてプリンアラモードなど喫茶店の王道メニューが並ぶ。 店内は喫煙可ということもあり、クロスの色が薄茶色に変色しているが、ソファーの

秘密基地的オシャレカフェ【シガニーベイクアンドコーヒー】@代々木上原

小田急線代々木上原駅から徒歩5分ほどの場所にあるビルの2階に、目立たぬ感じに店を構える【SIGOURNEY Bake&Coffee(シガニー ベイク&コーヒー )】というカフェがある。 ビルの2階にあり、日が暮れると、より目立たぬ店構えのこちらのカフェは店内も薄暗いのだが、独特な世界観があり、いい雰囲気。 入口すぐのカウンターにはいろいろな焼き菓子が並ぶ。 これらはテイクアウトだけではなく、店内で食べることもできる。 オリジナルのドリンクメニューも豊富。 レモンとアー

元銭湯カフェ【MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU】@根津

千代田線根津駅から徒歩数分の路地にどーんとそびえる煙突。 ここはかつて宮の湯という銭湯があった場所で、現在はカフェや雑貨店へとリノベされている。 路地裏にあったかつての銭湯の出入口も残っている。 今回は、銭湯の雰囲気を楽しめるというカフェ【MATCHA&ESPRESSO MIYANO-YU(抹茶アンドエスプレッソみやのゆ)】に入ってみた。 階段を上がってすぐの場所にオシャレな焙煎機。 その奥が注文カウンターとなっていて下駄箱を再利用。 ここで注文と支払いを済ませる

純喫茶の聖地【木の実】@小岩

JR小岩駅北口から徒歩3分ほどの場所に店を構える【珈琲木の実(きのみ)】。 一見、清里とかにでもありそうな山小屋風の佇まいが目を惹く。 こちら、1955年(昭和30年)創業の喫茶店。 当時は【純喫茶木の実】で、場所も、同じ小岩ではあるが、現在の南口のフラワー通りに店があったようだ。 外観も独特だが、店内もかなり独特。 ちょっとゴチャゴチャと装飾されていて、埃っぽそうな店かと思いきや、物がある割には手入れが行き届いている。ランプシェードに埃がかからないようビニールをかけ

色褪せてもまたよし【爬虫類両生類研究所8分室】@へび道/谷中

谷根千の夜店通り商店街から道なりの根津方面へ歩いていくと、へびのようにクネクネとしたヘビ道と呼ばれる通りがある。その道沿いに、あやしげな雰囲気を放つカフェがある。 その名も【爬虫類両生類研究所8分室(はちゅうるいりょうせいるいけんんきゅうしょ8ぶんしつ)】。 店名は小さく扉に取り付けられているだけなので、もしかするとこの店の名を知らずに入ってくる客もいるかもしれない。 ココ、週末のみオープンしているカフェ。 実にこんじまりとしたカフェで、二人掛けテーブルが2卓とカウン

週末穴場のカフェ【パティスリー パブロフ】@虎ノ門ヒルズ

横浜元町に本店を構えるパウンドケーキ専門店【Pavlov(パブロフ)】。 虎ノ門ヒルズビジネスタワーの1階にカフェ併設の店舗があるので、寄ってみた。 天井の高い店内は中央にシャンデリア。 いかにもフランスを連想させるアコーディオンを使ったBGMが流れている。 こちらのカフェではミニケーキを注文することができる。 ベリーベリー:880円 季節商品のベリーベリー。 いちごクリームとフレッシュいちごでいちごの香りがパッと広がる。 生地はパウンドケーキなので、フォークを入