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恨みのような記述③

今日は家から少し歩いたところのカフェに来ています。あまりの暑さにびっくりしています。来週はまた寒くなりそうなので気をつけないといけませんね。

さて、今日も前回からの続きです。

おどろおどろしいタイトルですが、ようするに会社の愚痴ですので、気軽にお読みください。

これまでベテラン女性社員と僕の部下だったK君が辞めていきました。二人とも僕を慕ってくれていたので、本当に残念です。

その結果、僕は会社に、そして様々な決定をした役員に恨みを抱くようになりました。会社には不信感しかなく、もうこの会社のために頑張れないと正直思いました。もともとやる気が出ない、元気がない、長い文章を読むのが苦痛になってきた、常にダルい、という状態だった僕は、とうとう心が折れてしまいました。それで心療内科に行ったのです。

そんな僕が、これから元の職場に戻ろうとしています。本当に大丈夫なのでしょうか?
あんなに恨んでいた会社に行き、役員と顔を合わせて大丈夫でしょうか?

今の気持ちは、多分大丈夫だと思っています。なぜなら、この約5ヶ月間の休職期間で仕事関係と一切連絡を断ち、自分の心を休めることを優先して生活してきた結果、嫌だった記憶が雲散霧消し、むしろ今働いていない状態が辛いくらいに回復してきたのです。

そして、さまざまなビジネス書を読んだり、転職活動をしたり、カウンセリングを受けて自分なりの気持ちの整理をした結果、恨んでいた気持ちにケリがついたような気がします。

情けないですが、今の自分には市場価値はありません。転職活動を行う中、自己アピールをするためにこれまでの経歴を深堀りしてみましたが、客観的に見ると自分という人間はこれまで他人に評価されるような成績を残してきてはいませんでした。『リーダーの仮面』というビジネス書を読みましたが、あくまでも評価は他人が決めるとあります。そう考えると、自分なりに頑張ってきたというのは甘えであって、面談先から評価されなかったというのはどんな理由であれ、その結果を受け入れるしかありません。

また『嫌われる勇気』という有名なビジネス書があります。それには、「課題の分離」という言葉が出てきます。これは、その課題は誰の課題なのか?という観点で物事を見て、その結末を最終的に引き受けるのは誰か?ということを考え、他者の課題であれば自分が立ち入る課題ではないと判断して、介入しないというものです。とても難しいことですが、これは特に自分のようにHSP気質で共感性の高い人間には大事なことだと思います。

つまり、辞めてしまったあの二人には申し訳ないけど、それは僕の課題ではないのです。それに苛ついて自分を見失ってしまった僕は、とても愚かな状態だったのです。本当にそう思えるかというと、やはり難しいのですが、そう考えるように生きていくのが良いと感じました。

心が弱った人間がとるべき道は、環境を変えるか考え方を変えるかの二つなのではないかと思います。市場価値がない僕は転職して環境を変えることができなかったので、考え方を変えるという道を選びました。

後悔はありません。もしまた心の問題が発生したら、またその時考えます。今の僕は、ここで考え続けてずっと立ち止まっているほうが怖いのです。

復職してからもnoteは続けようと思います。その後の僕の経過を記録しておきたいので。ここで吐露できるのは結構、自分の気持ちの整理、修復になっています。

最後に今回ご紹介した本です。両方とも内容は本当に厳しいことを書かれてます。気持ちをえぐられるので、気合がないと最後まで読みきれないかもしれません。



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