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【映画】三半規管激弱マン、はじめて4DXにゆく

映画「も~っと煌めく!KING OF PRISM-Dramatic PRISM.1-(以下キンドラ)を見てきました。(いきなりのデカ声)

なぜか冒頭4分間が公開されているのでぜひ見てください。ちなみに物語の本筋にはほとんど関係ないです。

8月の公開直後にも鑑賞したのですが、4DXULTRA 4DXでの再上映、さらに日本アニメ史上初のScreen Xでの上映ということで、ふたたびプリズムのきらめきを浴びにいこう!と決意。結果、めちゃめちゃ楽しかったです…。またいきたい…。

一方で、4DXは気になるけど「初めてでどうしたらいいのかわからない」「三半規管が弱い/車酔いしやすいけど大丈夫かな」という方もたぶんいるのでは…と思います。もちろんわたくしもそのひとりでした…。

この記事ではキンドラ経由で「はじめての4DX」を体験したオタクの感想を書き記していきます。プリズムのきらめきを!あなたに!
※ネタバレは末尾にあります

4DXってなに?

そもそも4DXとは「前後左右や上下に動くモーションシートや水や風、香り、フラッシュなどの革新的なスペシャルエフェクトによって映画の様々なシーンとリアルタイムかつダイナミックに連動」する最新の体験型シアター(シネマサンシャインの公式ページより)で、さまざまな装置によって圧倒的な没入感を得られる…というものです。

これまでの3D映画のその先へ…!
トップガンとかゴジラとか、ぐわんぐわん視点が動いたりするエンタメ映画や、コンサート映画でも多く取り入れられていますよね。

詳しくはシネマサンシャインさんのページをご覧ください。↓

日本アニメ史上初「ScreenX」での上映

ScreenXは簡単に言えば3面スクリーンのことで、正面のスクリーンのほかに、左右の壁もスクリーンになっているんです!全部スクリーン!すごい!

ユナイテッドシネマさんが公開しているScreenXの解説映像がとてもわかりやすかったので載せてみます。

4DXはこれまでもさまざまなアニメ映画で活用されてきましたが、ScreenXを使ったアニメ上映はキンドラが日本初!だそうです。ScreenX、ありがと〜!

そして4DXとScreenXをかけあわせたものを「ULTRA 4DX」と呼ぶんだとか。知らなかった…。

三半規管が弱くても大丈夫?

そんな4DXとScreenXで好きな作品が上映される!めっちゃ見たい!とアゲアゲな気持ちになったものの…

でも、4DXの揺れとかスクリーンの奥行きで酔ってしまうのでは

と不安に…。

そこで役に立ったのが、プリズムエリート(※KING OF PRISMファンの通称)が独自にまとめていた、各映画館の4DXギミックを比較したスプレッドシートです。

このシートを見ながら「都心にあって」「揺れが強くない」劇場を探しました。オタクの集合知ってありがたい。大感謝。

今回は4DXビギナーの三半規管よわよわマンにも優しそうな「グランドシネマサンシャイン池袋」をチョイス。

高級感〜ッッ!

4DXを見る前に気をつけたいこと

安全上の注意を確認しよう

グランドシネマサンシャイン池袋のHPには「安全のため4DXをご利用いただけない方」として、以下の項目を挙げているので、自分が当てはまらないか確認してからチケットを購入することをおすすめします。

※ 身長100cm未満の方、妊娠中の方、ご高齢の方、心臓・背中・腰・首などに障害のある方、特別な疾病のある方、乗り物酔いしやすい方、その他体調に不安のある方などは、4DXをご利用いただけません。また、身長120cm未満のお子様は保護者の方と一緒にご鑑賞ください。

https://www.cinemasunshine.co.jp/theater/gdcs/

手荷物は最小限にしよう

座席が揺れたり、水しぶきがかかったり…ということで手荷物をロッカーに預けることができます。4DXを備えている映画館にはロッカーが併設されていることが多いようなので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

グランドシネマサンシャイン池袋では100円硬貨を使った返却式のロッカーを使用しましたが、い、意外と小さい…!

入る?
えいっ

A4サイズが入るトートバックをむりやりいれました。硬い素材のカバンだとむりかも…。手荷物は最小限にまとめておくのが◎

ちなみに、上映直前になるとロッカーが足りず、荷物を持ち込む人もちらほら。座席は前の列との間隔にかなり余裕があるので、座席前のスペースに置くことも可能だとか。

揺れる場面ではかなり揺れるので、膝の上になにか置いておくのは不安かも。というか、揺れが弱いとされているこのシアターでも不安になったので、ほかの映画館だったら絶対にロッカーを使ったほうがいい!たぶん吹き飛びます。

ドリンクは?ポップコーンは?

多くの人が映画のおともにドリンクやポップコーンを買った経験があると思います。グランドシネマサンシャイン池袋の4DXシアターでは「ホットドリンク」「アルコール」「アイスクリーム」の持ち込みが禁止されているので、飲食をするのであれば、上映前にすませるのがよさそうです。
フードは持ち込めるみたいですが、持ち込んでいる人は見かけませんでした。

わたしは蓋つきのアイスティーを持ち込んだのですが、揺れてこぼれてしまわないか、ちょっとドキドキしたので、次は持ち込まないかな…。ポップコーンも(持ち込みOKだけど)怖い…というか、ずっと揺れたりしているので、食べる難易度がかなり高そう。演出の水しぶきがフードにかかる可能性もありますしね。

映画館あるある(?)のドリンクとポップコーンなどを載せて運ぶことができるトレーを使うことができないので(グランドシネマサンシャイン池袋だけ?)、そもそも4DXは「なにかを食べたり飲んだりしながらゆっくり映画を見る」という鑑賞体験とは真逆なんですよね…。

通常鑑賞料金に追加料金が必要

グランドシネマサンシャイン池袋では特別料金・3,400円でチケットを購入。このうち、ULTRA 4DX料金・1,600円含むとされているので、ややお高め…。(ムビチケが1,700円と思うと…2倍……)

でもこの没入感、ぜひ一度体験する価値あり!です。

酔わなかった!見てよかった!

とはいえ、酔いが心配なので、この日はコンディションを万全にするために前の日にめっちゃ寝ました。(原始的ですみません)
酔い止めは飲む時間がなさそうだったので、とにかく胃にもたれるものを食べないように意識して、胃酸の逆流を阻止。できることはすべてやってから劇場に向かいました。おれはなにと戦っているんだ?

結論、まったく酔いませんでした!

というか、本編が始まる前に流れる「4DXとは?」的なムービーが一番すごかったまである…。まじでスターツアーズだった…。でもそれでちょっと慣れたからか、本編はずっと楽しかったです。

ただ、身長が低いから(足が短いから)か、深く座ると足が床につかなくて…。揺れるたびに足が振られて、それがめっちゃ怖かったです。踏ん張るという感触が恋しくなりました。嗚呼。

作中は揺れが激しいところ(DNAの螺旋とかアレクとタイガのバトル)はあったものの、レオくんのショーではいい香りがした(ような気がする)(副鼻腔炎になっていたので自信ない)し、ミナトのショーでは自分がマグロになって背後から刺される体験ができるので、これまでとは違った発見があって本当におすすめです…!! 魚群がScreenXの海を泳いでるのかなりオモロでした。

今度はまた違う劇場で体験したいので、いろいろ調べております。シャボン玉とか…いいな……。

困ったときはこれを飲もう

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