正信偈に聞く(16) 龍樹菩薩②
今回は龍樹菩薩の段その2。
少し専門的で難しいお話になりましたが、第二祖の天親菩薩にもつながるお話です。
きっちり理解できなくてもいいので、ふんふん、そういうのがあるんだなー、ぐらいに聞いてもらえたら十分です。
それにしても、学んでみれば龍樹菩薩ってやっぱりすごい。そして浄土の祖師として浄土願生者であると見抜かれた親鸞聖人もすごい。お釈迦様が全ての川の流れの源流だとするならば、龍樹菩薩はそれらをまとめた大きなダムみたいなお方でしょうか。浄土真宗、壮大な宗教です。
勉強会の資料です。A3版とA4版がありますが、どちらも内容は同じです。使いやすい方をご活用ください。
【おまけ】
いま布教研究専従職員という肩書きで、ご本山(本願寺)でお世話になっています。その業務の中で、今年(2022年)の御正忌報恩講のなかで御絵伝解説というのをさせていただきました。
御絵伝とは、親鸞聖人のご生涯を絵巻物にしたものがあり、その絵を元に作られた4幅の掛け軸です。
4人で1幅ずつ担当したのですが、僕は3つめの第三幅(親鸞聖人35歳から50歳ごろまでのご生涯)を担当させていただきました。ご本山で御正忌報恩講中にだけインターネットで公開されたものなのですが、こっそりこちらで公開しちゃいます。(ネット上での共有、シェアはご遠慮ください。)
いつか時間ができたら、改めて第一幅から第四幅まで作成し、おおっぴらに公開したいなと思っています。
1年半かけて準備してきた力作です。よかったらこちらもご覧下さい。
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