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ちょっと気になった、だから [豆知識]

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Noteを書いていて発見した ”知らなかった事” を「豆知識」としてまとめてみました!
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#歴史

「ルンファルド」もミロンゲーロスの教養のうちなのだ!

先日、「日本人のミロンゲーラだよ〜」と紹介された。 皆んなと会話がはずんできた頃、「ルンファルド」のことがテーマに上がった。 「例えば、ルンファルドって、どんな言葉があるの?」 と、「ルンファルド」とは何かを知らない外国人たちが多い中、 「ミロンゲーラがいるよ! ミロンゲーラなら知ってるでしょう‼︎」 と、一人のアルンチン人が。。 。。。と、みんなの目が私に。。。 「たとえば。。。🙄🙄🙄。。。」 思い浮かばない。。。 「ルンファルド」と言う言葉があるのは知っていたの

アルゼンチンで最も有名なファーストレディ”Evita”( エビータ) - ②

1930~1940年代のアルゼンチンでは、強烈な貧富の差があり、国の富は数パーセントの上流階級が独占し、下層階級は搾取されて当たり前という、中世ヨーロッパのような社会構造が、普通に残っていたそうです。 そしてもうひとつ、強烈な男性社会。女性はおおよそ「妻」「娘」と「娼婦」に大別され、「男の持ち物」か「快楽のために使うもの」でしかありませんでした。都会で一人暮らしの女なんて「男が慰み者にしていい存在」とみなされて当たり前だったとか。。。😵びっくり このような過去があるから、

[豆知識]Cabecita negra:小さな黒い頭

アルゼンチンの歴史を読んでいて、少し気になった "Cabecita negra" (カベシータ・ネグラ)という言葉が少し気になりました。何となく可愛らしいく聞こえますが、アルゼンチンでは差別的な表現として使われていたのです。 1929年の経済危機以降、1930年代から1940年代にかけて、主に北部地方の農村からブエノスアイレス市などの大都市圏への大規模な国内移住が始まりました。 ブエノスアイレスの都市部に住んでいたヨーロッパ系の中流階級や上流階級の人々は、黒い肌と土着の特

アルゼンチンで最も有名なファーストレディ”Evita”( エビータ) - ①

”1919年5月7日誕生ー1952年7月26日死亡 33歳” 何だか、こう聞いただけでドラマがありそう..と思ってしまいますね。 先日、エビータ博物館へ行ってきたので、折角なので、もうちょっと調べてみた。。。 愛称”エビータ” こと”エバ・ペロン”は、アルゼンチン元大統領ファン・ペロン夫人、アルゼンチンで最も有名なファーストレディなのです。 生まれた時の名は ”エバ・マリア・ドゥアルテ” 。1919年5月7日、ブエノスアイレスの農村地域で生まれました。彼女の出生場所や正確