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ヒビスコールは子どもでも荒れない?使う場面はいつが最適かご紹介
子供がいる家庭や幼稚園などの施設では消毒・除菌対策が大変ですよね。
手指の消毒をきちんとできるようにしたいと思っても、子供が使っても安全なのかどうかがわからずに悩んでしまいがちです。
子供がひどい手荒れをしてしまうこともあるので、アルコール系の消毒剤はやめた方が良いのかなと思う人もいるでしょう。
ヒビスコールはアルコール消毒剤として家庭でも企業でも、さらには医療現場でもよく用いられています。
もしかしたらこれなら大丈夫かもしれないと思った人のために真実を解き明かしてみました。
医薬品クラスの速乾性アルコール
まずはヒビスコールについて簡単にどんなものなのかを確認しておきましょう。
「いのちをつなぐ」サラヤが手掛けているのがヒビスコールシリーズで、家庭用の「ヒビスコールS」、「業務用のヒビスコールSH」などいくつかの種類があります。
容量の違いだけでなく成分にも違いがありますが、どれも医薬品か医薬品クラスになっているのが特徴です。
家庭用のヒビスコールSはサラヤが「医薬品グレード」と銘打っている第2類医薬品の消毒剤です。
速乾性に仕上げられているのでいつまでもアルコールが手に残っていて嫌だということもなく、快適に使えるように仕上げられています。
ヒビスコールSは殺菌効果が持続するのが特徴で、一度使ったらしばらくは細菌やウイルスなどの心配がなくなります。手指の消毒をしたその瞬間だけでなく、効果が続いてくれるのはとても嬉しい点ですね。
また、業務用のヒビスコールSHも指定医薬部外品で、速乾性のある手指消毒剤に仕上げられています。
アルコールの濃度も約80%になっていて、厚生労働省が推奨する濃度を満たしています。新型コロナウイルス対策にもきっと有効だという点で多くの企業で導入されているアルコール消毒剤です。
このようにして見てみると速乾性アルコールなのがヒビスコールのセールスポイントだとわかります。
ただ、すぐに乾くとなるとますます肌が乾燥しやすくて、肌荒れを起こしやすいのではないかと不安になるかもしれません。
実際はどうなのでしょうか。
肌荒れ対策のエモリエント剤を配合
アルコールによって肌荒れが起こるのを防ぐのはメーカーにとって大きな課題です。
サラヤではヒビスコールシリーズにエモリエント剤を配合することで肌荒れ対策をしています。
エモリエント剤とは皮膚の表面に広がっていき、肌から水分が抜けていってしまうのを防ぐ効果がある成分です。
脂肪酸エステル、天然油脂などといった名前で成分表示されていることが多く、各社では色々な種類のエモリエント剤を組み合わせることで、独自の保湿性を持つ製品を手掛けています。
ヒビスコールにもエモリエント剤を添加しているので、まるで化粧品のように肌の乾燥対策をすることができます。
使用感としては滑りがよくてなめらかという定評があって、保湿アイテムでケアをしたときのようになるのが魅力です。
ヒビスコールの中にはエモリエント剤の効果について実証したデータが示されているものもあります。
同じヒビスコールシリーズで第2類医薬品に指定されている「ヒビスコールSジェル1」というアルコールジェルがあり、医療現場でよく使われています。
ヒビスコールSジェル1については保湿効果があることを示す試験が実施されています。それによると角質層の水分保持能が140%くらいまで向上することがわかっています。
アルコールによって肌荒れが起こりやすくなるのは、角質層が傷ついてしまって水分を保持できなくなってしまうのが主な原因です。
ヒビスコールSジェル1はその心配がなく、むしろ保湿性の高い角質層にすることができます。
ヒビスコールシリーズでは同様のエモリエント剤を使用しているのできっと肌荒れに悩まされることはないでしょう。
子供でも荒れにくいので肌荒れ対策に適しているアルコール消毒剤です。
※参照:https://med.saraya.com/products/pdf/42133_products.pdf
ヒビスコールの有効成分は?
ヒビスコールは肌荒れしにくいとしても、本当に消毒効果があるのか気になりませんか。
アルコール濃度が高いから大丈夫と思うかもしれませんが、必ずしもアルコールだけでは安心とは思えない人もいるでしょう。
ヒビスコールでは殺菌効果がある医薬品成分を使用することでこの不安も拭えるようにしています。
クロルヘキシジングルコン酸塩を使用しているのがヒビスコールの特徴で、殺菌効果が持続するのはこの成分が配合されているからです。
クロルヘキシジングルコン酸塩は一般的な消毒に有効と言われている成分で、細菌の殺菌に優れた効果を発揮します。
ただ、クロルヘキシジングルコン酸塩の問題点として挙げられるのが、ウイルスを不活化する効果についてはあまり十分な検証が行われていないことです。
新型コロナウイルスへの効果の検証も実施されていますが、不活化できなかったという結果も得られています。
そのため、ヒビスコールの持続的な殺菌効果はあくまで細菌感染については安心なものと考えるのが適切でしょう。
ただ、ヒビスコールは高濃度のアルコールを使用しているのでウイルスを不活性化することができます。
アルコールとクロルヘキシジングルコン酸塩の相乗効果によって高い消毒力を期待できるのが魅力です。
インフルエンザウイルスやコロナウイルスに対する効果も示されているので安心です。
ヒビスコールを使うのに最適な場面
速乾性で肌荒れしにくく、細菌に対する持続的な殺菌効果があるのがヒビスコールの特徴です。
このような特性を考えるとヒビスコールを使うのに最適なのはどのような場面なのでしょうか。
様々な細菌やウイルスに対して有効な医薬品や指定医薬部外品なので、安心して手指消毒に使うことができます。外出したときや、トイレを使った後などに使うのに適しているでしょう。
肌荒れをしにくいどころか、肌の保湿性を高められることも考えると、自宅や職場などで普段使いにするアルコール消毒剤として最適です。
クリニックやペットショップなどの人や動物を介して感染が起こる可能性がある場所では、持続的な効果があるヒビスコールを選ぶとスタッフも利用者も安心できます。
モノの消毒についてもヒビスコールを使用することは可能ですが、せっかく配合されているエモリエント剤が無駄になってしまいます。ヒビスコールの製品ラインナップを見ても手指消毒に特化したスプレー式のボトルになっているので、モノには別の消毒剤を用意した方が適切です。
安心できる生活に必要な消毒・除菌対策
ヒビスコールがあれば手荒れの心配も少なく、手指消毒もできるから安心ですね。
ただ、モノの消毒については別の方法を考えなければなりません。
手指の消毒が完璧だったとしても、モノに付着しているウイルスを手で触ってしまい、目・鼻・口などを触ってしまうと感染してしまうかもしれません。
空気中を漂っているウイルスを吸い込んで感染してしまうリスクもあるでしょう。ヒビスコールを使うだけでなく、モノや空気の消毒もできるようにするともっと安心できる生活を送れるようになります。
モノや空気の除菌には次亜塩素酸水がよく用いられるようになりましたが、刺激が強いのが悩みになりがちです。
ただ、刺激性が低くて除菌力もある製品も色々なものが生まれてきました。
例えば、MIOXと呼ばれるアメリカで生み出された除菌剤は、刺激がほとんどなくて子供がいるところでも使えることが知られています。
水と塩から生み出されているので確かに安全そうな感じがしますよね。
水や空気の除菌にも応用が進められているので、MIOXをモノと空間の除菌に使う成分の候補として検討してみてはどうでしょうか。
ヒビスコールと一緒に使っていけば、きっと日々の暮らしを守っていくことができますよ。
MIOXの安全性や使用対象シーンはmamoriaの公式サイトも御覧ください。
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