見出し画像

カルチャー教室の除菌対策は今後の集客に必須? 改めて確認しておきたい除菌ポイントをまとめました

カルチャー教室の除菌対策は、今後の集客における必須ポイント?

カルチャー教室を運営している経営者の方、講師の方は、今回の感染症拡大のおかげで大きな痛手を負ったのではないでしょうか。

このご時世、どうしてもカルチャー教室や趣味の教室となると、人の出入りが鈍くなりがちです。

そもそも緊急事態宣言の外出自粛要請などがありましたので、カルチャー教室から人の足が遠のいてしまったのは仕方のないこととも言えます。

しかし、今後の教室や事業の運営のためには、感染対策を徹底した上での・営業、集客が必要となります。

ここでは、カルチャー教室の先生方、経営者の方へ向けてもう一度確認しておきたい除菌対策の方法や押さえておくべきポイントを解説していきます。

検温実施

まずは生徒さん、講師の先生方を含めた徹底的な検温の実施を行いましょう。

非接触型でおでこに機械を近づけるだけで体温が計測できる体温計が最近は人気です。こちらも昨今、一時期よりは手に入りやすくなりましたので活用しておくとよいでしょう。

その結果、生徒さんや講師の方が発熱しているようだという場合には有無を言わさず帰宅いただき、その日の活動は休止していただくのが最も重要なポイントとなります。

多少発熱しているけれど、おそらく大丈夫そうだからと言って教室に入れてしまうと、あとから取り返しのつかない事になる可能性があります。

その他、発表会だから、大事な日だからといって普段のルールを曲げるのも絶対にやめておきましょう

発表会やその他イベントなどは普段よりも参加する人数が多く、また外部から人が来る可能性もあります。

この場合、感染者が出てしまった場合カルチャー教室の経営者がハンドリングできないほど大変な事態を引き起こします。

消毒液(除菌剤)の配布・設置

消毒液・除菌剤の配布や設置は徹底できていますでしょうか?

エントランスや教室の内部など複数箇所に設置するようにして、ストックが切れてしまわないように必ず残量確認もルーティンとして行なっておきましょう。

このことは、物理的に手指衛生を徹底してもらうことによって除菌対策を行うことだけがメリットではありません。もう一つ副次的なメリットがあります。

「除菌対策・感染対策を徹底している教室だ」と周囲に一定程度理解が得られるというメリットがあるのです。

反対に、利用する生徒さんや出入りする業者さんの立場から見てみると…教室に複数箇所消毒・除菌剤が設置されているところと、全く除菌剤などが配布されていない教室。

比較してみて、どちらが安心して出入りできるか、近づきやすいかを考えれば答えは明らかです。

レッスン時間の短縮

教室のレッスン内容や扱う題材によっては、長時間のレッスン時間を集中的にとるという形態のケースもあります。

しかし、ここは少しルールや運用を曲げて、レッスン時間の短縮も取り入れるべき選択肢のひとつとなります。

物理的に考えて、レッスン時間が長時間に及ぶことは感染対策上好ましくないことだからです。

特にカルチャー教室の中でも武道やスポーツに関連する教室の場合、経営者の方がレッスン時間短縮を考えていたとしても、ご高齢の講師やお師匠さんの考え方によっては時間の短縮が難しいケースもあるでしょう。

なし崩し的にレッスン時間の短縮にならないといった事態を避けるためにも、丹念に打ち合わせをして、レッスン時間の短縮について同意を取り付ける必要がありそうです。

実際に、運営者側がレッスン時間の短縮を申し出ていたにも関わらず、いざレッスンが始まると指導者に熱が入り、結果的にレッスン時間が長時間に及んでしまったという事例も全国で報告されています。

感染者情報の徹底把握・情報連携

感染者情報の徹底的な把握は必要不可欠な業務といえるでしょう。感染に関する情報は極めてプライベートな事項であることから、なかなか情報開示が受けられないケースもあるでしょう。

しかし、教室で一緒に学ぶ仲間たちのためにも、必ず感染が出てしまった場合には教室の運営者側に連絡が入るように周知徹底・協力依頼をしておくとよいでしょう。

また、感染者が出た場合には、必要最低限の情報は情報連携として教室の生徒さんにしていくことを考えなければなりません。

生徒さん個人からの強い要望などによって「感染者が自分であることを隠してほしい」と言われるケースも十分に想定されますが、基本的には個人が特定できないような形で配慮しつつ、情報連携を行っていくことが重要です。

またそのことについて感染者と丹念に連携をとり、理解を得た上で情報配信を行うことも重要です。

カルチャー教室ごと除菌するという選択肢は有効か?

様々な除菌対策を講じていたとしても、カルチャー教室という狭いコミュニティの中で感染者が出てしまうことは可能性として否定できません。

また、一度感染者が出てしまうと客足が遠のき、新規の集客が難しくなるケースもあるのではないでしょうか。

そんなときに考えられるのが、カルチャー教室ごと一括で除菌するという選択肢です。

例えば、常日頃から行うような除菌対策ではなくてスチームを使った専門業者による除菌施工で教室ごと除菌するのはいかがでしょうか。

よくテレビなどで報道されている通り、スチームを使って除菌をするのは、空間除菌や室内の徹底した除菌対策に極めて効果的です。

またビジュアル的にも、スチームを使った除菌施工の様子をSNSなどで配信することにより、顧客やその家族に安心感を与えることにも繋がるでしょう。

また新規の入会者候補にも、ここはきちんと除菌対策をしている教室だという印象を与えられます。

このようにカルチャー教室の除菌対策は基本に立ち返ったものを徹底すると同時に、スチームを使った除菌施工の様子をSNSで配信するなど「より安心して通える教室だ」というアピールをすることが重要です。

スチームを使用した除菌については、以下のページをご参照ください。

https://el-pha.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?