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デイケアの職員が感染対策で気を配るべきことまとめ

高齢者のデイケア施設では、職員も利用者も感染するリスクが比較的高いことが懸念されています。

職員としては、自分たちも利用者たちも安心できるような体制を作りたいと思うのがもっともなことでしょう。

デイケアの現場で働く職員は、何に気を配るようにすると感染のリスクを低減させられるのでしょうか。

職員の立場から安全な環境を整えるためにできることが何かを、ここで詳しく見ていきましょう。

デイケア施設における主な感染経路

まず、感染症対策では「感染経路を理解し、可能な限り遮断する」のが効果的です。

感染症の種類によって経路には違いがありますが、デイケア施設ではどのような形で感染が起こり得るのでしょうか。

主に以下の3つの経路が考えられるので、意識しておきましょう。

*接触感染の場合*
接触感染は手指などで病原菌に触れた後、口や鼻、傷口などを通して体内に病原菌が侵入します。直接相手に触れた場合だけでなく、ドアノブや手すり、スイッチなどを介して感染が広がる可能性もあります。
*飛沫感染の場合*
飛沫感染は咳やくしゃみ、会話時に飛んだ唾などによって飛散した飛沫の中に含まれている病原菌を吸い込み、口や鼻を通して体内に病原菌が侵入します。「マスクをせずに近くで話をしていたために感染する」というケースが典型的です。
*空気感染の場合*
空気感染は、空気中を漂っている病原菌を口や鼻から吸い込むことで体内に病原菌が侵入します。空気感染する病原菌の場合、同じ部屋で過ごしているだけでも感染が広がる可能性があります。

【職員編】デイケア施設が実施する感染対策例

デイケア施設では、職員自身の行動による感染対策の実施例が多数あります。

・出勤の際には体温を計測して、熱がある場合には自宅待機をする
・業務中はマスクやゴーグルなどを装着する
・施設に出入りするときやサービスをするときは手洗いや手指消毒を行う

というのが基本です。

また、ソーシャルディスタンスを意識した行動に努めている現場が多く、不必要に職員にも利用者にも近づかずにコミュニケーションを取るようにしています。休憩室や更衣室などの狭い空間でも換気を行い、2m以上の間隔を取って話をしています。

さらに、職員は接触感染リスクを下げるための除菌作業も実施しているケースがほとんどです。特に普段から触れる可能性があるところは定期的な除菌をして安心な環境を整えています。

【利用者編】デイケア施設が実施する感染対策例

利用者に対しても感染対策を促し、職員がサポートをして徹底に努めている場合がほとんどです。

デイケア施設の利用者の検温をしたり、マスクの着用を促したりするほか、手洗いや手指消毒の誘導や補助を行っています。正しい手洗いの仕方を指導している現場も多いようです。

また、デイケア施設では、食事や休憩のときにソーシャルディスタンスを確保するように誘導しているのが一般的です。レクリエーションでも距離を取って楽しめるように内容を工夫して実施している現場が多くなっています。

ただ、利用者に認知症の人がいる場合には対応が大変になりがちです。感染対策の必要性についての理解を促すために、ポスターを貼りだすなどの工夫をして取り組んでいるケースが目立ちます。

職員も利用者も安心できる施設をつくるために

職員のたゆまぬ努力によって、職員も利用者も安心できる施設とサービスを作り上げることができます。

ただ、人材が不足しがちなデイケア施設では、十分な配慮をして感染対策に取り組むのが困難なこともあるでしょう。

利用者に手洗いや消毒を促したり、ソーシャルディスタンスを保ったりするのは、習慣化すれば大変ではないかもしれません。しかし、除菌作業の負担は職員にとってしばし重荷になります。

職員が実施する除菌は普段触れるところだけにして、施設全体は業者に対応してもらうと、より徹底した衛生環境を整えられるでしょう。

施設全体の除菌は、mamoriaに依頼すると効率的にできます。

【POINT】
mamoriaはスチームを使って空間を丸ごと除菌できる技術を持っています。完全に除菌されたことの証明書も発行しているので、職員も利用者も安心できる環境を作れます。

まとめ

デイケア施設では、職員が「自分自身も利用者も守る」というスタンスで感染対策に取り組むことが大切です。

気を配らなければならないポイントはたくさんありますが、習慣化してしまえばだんだんと大変ではなくなっていくでしょう。

ただ、除菌作業は完璧にやろうとすると大変です。接触感染するリスクが高いところだけ日常的に除菌し、施設自体はプロの業者による定期的なスチーム除菌を実施しましょう。

mamoriaにご依頼いただければ、適切な方法で除菌作業を実施いたしますので、ぜひご相談ください。


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