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ALLYOURSと僕 第三章 原さんにお呼ばれインターン

2019年の8月頭からプライベートで東京に遊びに行った。10ycというブランドのポップアップがあり、両国から門前仲町へとぶらぶらしていた。すごく暑い日だった。オールユアーズと親しくさせてもらってますと話していたところ、なんたる偶然か原さんがやってきた。3月以来約半年ぶりの再会であった。芸能人が先輩の芸能人へ挨拶するがの如く、「原さん、お久しぶりです。その節はお世話になりました。」とおっかなびっくり挨拶をした。
「おー覚えてる覚えてる。丈やろ。なんやまた山形から遊び来とんのか。」
うわーおれのこと覚えてくれてる〜!!
めっちゃ嬉しかった。
「今大学3年やっけ?インターンとか行くんちゃう?どこでもいいならせっかくやしうち来たらええやん」
「え、いいんですか。行きます!」

というわけで、たまたま原さんに会ってたまたまお誘いいただいてインターンをさせてもらえることになった。

8月末今度はインターンをしに池尻に降り立った。今回は3日間お呼びいただき、着たくないのに着てしまうセットアップ新色発売のDM制作をお手伝いさせてもらった。かわべさんやけいこさんと一緒にDMを1000枚作った。原さんはこんな地味な作業でごめんなと言っていたけど、インターンのために用意してされたものじゃなく役立つことに携われたのがすごく嬉しかった。

2日目は、同時にポップアップをやっていた渋谷ヒカリエの応援に派遣された。地元のイオンの5倍は広く、人は10倍多いそんな都会のイメージを具現化したような場所だった。
高橋さんとはここで初めて会った。オールユアーズ第三の人、2人の代表を支える仕事人、お噂はかねがねという感じだったが、実際に会って話をしてみるとこの人以上に優しいできる人はいないと思った。僕が学んでいる学問の話やどうしてオールユアーズに興味を持ったか、将来はどうなりたいのか、以前のインターンではどうだったかなどたくさん話をした。高橋さんは話の隅々まで聞いて、気になるところを質問してくれて、おれはこう思うけどどう思う?と考えを伝えてくれる。

1番印象に残っているのは、僕がふと使った「普通」という言葉に対して高橋さんは、普通ってなんだろうねと間髪入れずに言ったことだ。次のあたりまえを作る人を応援するというオールユアーズ精神が染み込んでるな〜と思った。今あるものが普通なんじゃない、人によって普通は違う、普通なんてない、普通という言葉に対してそこで立ち止まらないという強い意志を感じた。


三日間の〆に、最後は原さんに夕食に連れていってもらった。なんと六本木ヒルズでシュラスコをいただいた。人生初の大都会の高層ビル。肉&肉&肉。こんなにうまい夕食があるか。これぞ都会だというものを味わわせてもらった。


インターンを通してオールユアーズの役に立ったぜ~という自己満足とやっぱ好きやな~が増した。そして後日、自分の家にもDMが送られてきたとき、学生ながらに自分が携われた仕事を実感し感無量だった。


たまたま会った原さんにお声がけいただいて、なんとも不思議な縁が繋いでくれてるな~としみじみ幸せに思う。

次回は、故郷山形に木村さんが来てくれた時のお話。

道が交わればまたどこかで。

大体コーヒーか漫画に使います。もし万が一この若造にコーヒーや酒の1杯おごってやってもいいと思う方がいらっしゃるのなら嬉しい限りです。