普通に生きたい僕であった(17)
「おっはよー」僕は振り向いた。
「やっぱり古見か」僕はドヨンとした。
「「やっぱり古見か」ってなんだよー、せっかく呼んであげたのにー!」まあ追う言っているが、いつもころりと忘れている。
「古見ってあほ?」僕はわざとそう言った。「あほとは何だ、あほとは!」僕はわざとからかった。
「それじゃあ1+1は?」僕はめちゃくちゃ簡単な問題を出したが、「窓、田んぼのた、11!」まああっているのだが、間違っていた。
「…本気であほになったな、古見は。もしや昨日の食べ物がやったとか?」僕は違うとわかるが、本気にしているように言った。言うことは簡単だ。
「あほになってなーい!」周りが見ているのも気にせず、古見は叫んだ。どうやら今回だけは(古見からのメッセージ:今回だけとは何だー!)神様が古見のともになったらしい。
「それでは学校の時間だ」先生が入ってくると、ちょうどその時、チャイムが鳴った。
周りを見ると、みんなは自分の席に座っていた。僕は誰も見ていない間に瞬足で自分の席に座った。
「それでは出席をとる。琴美さん」「はーい」「真面名くん」「はい」「…」急に先生は止まった。
そういえば… 僕は思い出した。1人の生徒の名前を言うことはとても大変だということだ。
彼女の名前は篠崎長利吉良邊苗檻慧可・花果里香渚野崎(しのざきおさとしきらべなえおりえか・はなかりかなぎさのざき)だと。まるで変形早口言葉だ。
「はーい」彼女は実際にして、とても礼儀いいのだが、親以外誰一人名前を呼ぶことができなかったらしい。
それから続き、市川さんになった。「市川さん」しかし、市川さんはあわあわとしていたので、手助けすることにした。
「はい…」僕はテレパシーで先生に伝えたが、声は市川さんのにした。まあ超能力者だからね。人の声なんか分かるよ。
でも…少しきもかったかも…
「井辺名くん」「はい」飛ばされたのかと思ったのか、彼女はおどおどとしていた。しかし、僕がトンと肩をたたくと、おどおどが止まった。これは別に超能力ではない。彼女が恥ずかしさにしんとしただけだ。
僕は心の中で笑った。おかしかったわけではないが、後ろにいた古見が府テクそうな顔をしていたからだ。しかし、何とか顔に出すことは我慢できた。
「それでは5分休みだ。何かをして来い」ん? 僕はあることに気が付いた。「先生、全くおんなじことを昨日も言っていたような…」僕は考えることが面倒だったので、トイレへ行くことにした。
「暇だなー」僕はやることがなかった。「…」そうだ! 僕はある票を取り出した。超能力でだ。この表はとても危険な評だが、今のように暇なときにはちょうど良かった。
「んー…」僕は迷った。「これにするか…これにするか…」そうだ! 僕は1つの分を読んだ。「これにしよう」僕はそれの「使用」というボタンを押した。
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