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平和に立っていた。
町はいつも通りワイワイと立っていた。
「フー、よかったー」僕は地面に座りこんだ。
「襲撃があったら…って考えたけど大丈夫だった見たい」
僕はほっとしていた。「普通なら来てるはずがないでしょ?」後ろから誰かの声がしてきた。
「!?」僕たちは驚いて後ろを向いた。そこには僕がいた。「え?え!?」僕は驚いた。
「ぼ、僕!?」「そういえば言ってなかったね」彼は自己紹介をした。「今日は、僕の名前はエグレス・エルゼンと申します。あなたが作り出した、あなたのクローンですよ、エグレス・エルゼンさん。」
僕はこんがらかっていた。「もしかしてお父さんとガーネさんはこのこと知ってた?」僕が2人を見ると、2人は横を向いた。「やっぱり…」僕は頭を戻した。
「ということは僕が君を作ったってこと?」僕は彼に聞いた。「うん。そういうことさ」だが、僕はあることが分からなかった。「僕は君を作っていないよ」彼の反応を見ずに、続けた。「だって僕はそんなこと覚えていないのだもの。無意識で作れるわけがない。」僕が言い終わると、彼は笑い出した。「なぜ笑う」今度はお父さんが口を出した。「彼が僕を作ったときのことを考えたら笑いが止まらなくて…」彼は笑い続けたが、数分で笑いやんだ。
「僕が作ったとき?そんなこと覚えていないぞ。それにしていたとしてもそんなにおかしいことは…」「寝てたよ」彼は言った。「へ?今なんて?」「君は寝てたよ。のんきに、野原でね。」僕は思い出した。田近あの時はシャドウクリエイターで色々なものを作ってたら魔力切れで倒れたんだっけ?気が付いたらなぜか僕が作った全部のものが戻ってたけど。「確か…2カ月前だっけな」彼は遠目をした。
「君は木の影で色々なものを作っていたよね。ボールとか箱とか。君は多分魔力切れが起きたんだろう。君は突然地面に倒れ、意識がなくなっていた。でも、意識がなくなっていたというか寝ていただけだから、睡眠中に動き出したんだよ。手と口だけが。そして、少しの魔力で僕が作られた。最初は枕な僕だったけどある魔法で物に色を付けることのできるようになったんだ。」彼は僕と話し方がめちゃくちゃ似ていた。まあ僕なんだけど。
「でもどうして…」僕が何か言おうとすると…「簡単だよ。彼らは最後に見た時、数儒キロほど先にいた。なのにどうやって一瞬でここに来ることができる?別にあそこには転移魔法を使える魔法使いはいなかったからね」
「いったいどうやって僕の…」いうことが分かった?と言おうとすると、あることに気が付いた。「そういえば僕だったか…」彼はにこりと笑うと、町へかけていった。「暇だから町で楽しんでくる―!」
その時僕は思った。 あいつ、僕だけど違うところもあるな…多分自分が作られてからの生活が違るからだろうけど。
「僕は…」空を見た。青い空を。「暇だから町の中で楽しんでくる―!」僕は町目が目て突っ走っていった。
「やっぱり似てる…」「やっぱり似てるな…」残った2人は同じ時につぶやいた。「ん?あ、」僕は彼と似ていることに気が付いてしまった。
「「はー」」ガーネさんとお父さんはため息をついた。

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