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百不思議の小学校‐真の魔王

日本の中に貝日小学校という小学校がありました。その学校にはたくさんの不思議なことが起きるという言い伝えがあります。100個以上もあると予想されているため、百不思議の小学校とも言われています。

この世には地獄、天国が存在する。だが、地獄は悪い場所、天国はいい場所というわけではない。真反対だ。地獄は地球のこと、天国は…天罰を下すところだ。言い方を変えると、天国というのは…牢屋のことだ。
この話には全く関係のない話だ。

「ん…」ある少女が意識を取り戻すと、まったく知らない場所にいた。「ここは何!」遠くからはエコーが聞こえてくる。
そこは何もない森の中だった。「ここはいったい…」すると、遠くから大きなクモが1体走ってきた。「これって多分逃げたほうがいいわよね」彼女は全速力で走った。
だが、クモは予想通り速く、逃げ切れる相手ではなかった。「もうだめ…」疲れてき、だんだん速度が落ちた。「誰か…」完全に息切れ、地面に倒れた。
「助…けて」食べられると思ったが、後ろで何かが叫ぶ声がした。さっきのクモだ。いったい何が起きているのかわからなかった。「本当に最近の人間ときたら…」誰かの声がした。
が、体は動かすことができなかった。力が入らなかった。「師匠、こいつはどうしますか?」少年の声だ。「…そ奴は家で面倒を見るとしよう。さもないと…殺されるぞ」もう一人の師匠とやらは老人だった。彼女はいったい何を言っているのかわからない。 殺される?この人たちを殺すっていうの?
彼女は体が持ち上がるのを感じた。

気が付くと、ベッドの中にいた。ふかふかなベッドだった。こんなベッドで寝たのは長いことなかった。彼女は一人暮らしをしていたが、寝る時間がなかったからだ。しかも、この数年はずっと地面で寝ていた。ベッドに行く前に眠くなるからだ。周りを見ると、そこは木の家だった。とりあえずあったドアから出ると、そこには多分さっきの2人がいた。
「起きたか。具合はどうかね」さっきの少年と戦いながらも話しかけてきた。「あ、大丈夫です」彼女は頭を下げた。「気にせんでええ。それよりおぬしは魔法を使えるのか?」彼女は首をかしげた。「この世界には魔法が存在するんだ」少し魅力的だ。
「この世界に来た…転生者ということか。それならどうだね、ワシが魔法を教えるのは」彼女は目を輝かしてうなずいた。「よし、それなら少し待っておいてくれ。これででも遊んでおれ」彼は彼女にめがけて1本の棒を飛ばしてきた。「ヒッ」だが、その坊は彼女の目の前で止まった。「これは…」彼女は大体これが何なのかはわかっていた。魔法の杖だ。よく魔法を使うために使うやつ。
空中から受け取り、少し場所を変えた。もちろん歩いてだ。まだ転移魔法は知らないし、存在事態も知らない。
「これを使えばいいのか」彼女はとりあえずよくアニメにあるスペルを言って物を出すのを試してみた。一番よく見るのは…
「ファイヤーボール!」だが、何も起きない。「それは違うということか。それじゃあこっちは」今度は火の玉を頭の中で想像して、飛ばすことを想像することにしてみた。
だが、何も起きない。「ほかにはほかには…あ」もう一つだけ方法は考えることができる。その可能性は魔法を得ることができれば使えるというのだ。
しかし、そんなことは出来っこない。魔法を習得する方法なんかわからないからだ。「そんな…」地面に崩れこんだ。魔法を使うのはここまで大変だったんだ…
すると、雨が降り出した。初めはぽつぽつと、そしてどんどん強くなっていった。「こ、これは…」私は大慌てで戻っていった。凍え死ぬ可能性だってある。しかもこの世界のことはまだ少しも知らない。雨になったら何が起きるかも予想などつくはずがない。
私は大慌てで戻った。だが、雨の中だ。滑り、頭を地面にぶつけてしまった。その衝撃で気を失ってしまった。まただ。
だが、気を失ってからすぐに雨が止んだ。だが、気を失っている彼女には動くこともできない。「今のはいったい何だったのであろうか…自然に起きたことなのか…」
さっきの師匠が目の前にいた。「彼女が起こした大雨なのか…」

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