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速く走りたいので、スピードに極振りしました(29)

グサ 私は目を閉じたまま地面に落ちた。しかし、痛みを感じなかった。「え?」私は恐る恐る目を開けると、
『ピロロン』何かが鳴った。『3コインゲット』と書いてあった。「何で?」私は立ち上がろうとすると、あることを気が付いた。
「え~!?」私はさっき本能的に何か頭に出てきた言葉を言った。それが『捕食者』だったのだろう。私は捕食者を無意識に発動させ、地面に刃をつき察してしまった。しかし、普通の剣とは違う。自分に倒されるまでついている。外すことは不可能なはずだ。なので、私はとりあえず体を折り曲げて引き抜こうとした。
「抜けない―」私は力いっぱい引いたが、ただ攻撃力に一切ポイントを入れていないからか全く力が出ない。
「何でコーなったのー!」私はわーと叫んだ

そのころココミの方では
「さっきぽとりと落ちたけど大丈夫か?」ナギトさんは下を見ていた。心配はしていると思うが、全く心配している感じがしない。
「本当に大丈夫かしら…」コナミさんも心配していた。だが…
「「大丈夫だと思うよ」」そういったのはココミとカナデだった。
「何でそう思うんだ?」「何でそう思うの?」ナギトさんとコナミさんは同じことを言った。
「だっていつもおかしな方法でどうにかしてるし…」と、ココミ。「大丈夫でしょ」と、カナデ。2人は心配しているというかどっちかというと私のことを何か人間以外の生き物だといっているように思えた。
「それより見えてきたよ」カナデは前を見た。「何が?」ナギトさんは周りを見てから声を出した。「村にだよ」前には木で作られた策、木で作られた家などがあった。「これが村。モンスターは必ず入れないし、剣を振ることは許されていない。だから武器はすべて回収されるだけのはずだった」カナデはそこで途切れた。「はずだった…」カナデは1つの場所を指さした。そこには1つの家があった痕跡だけあった。「何だあ…」ナギトさんはあ。 というよう固まった。
「そう。誰かさんが村に行って試しに村にあった人つの家を殴ったらしくてね。そこまでは考えていなかったらっしく、その家は木っ端みじんになった。そっしてその人物こそ、」そういうと、ナギトさんを見た「ナギトさんですよ」
ナギトさんは慌てていた。「仕方ないだろ、テストをするんだから考えることができることはやってみなきゃいけないだろ!」しかし、3人は…
「うわー、自分の罪をテストに擦り付けようとしてるー」「うん」「そうだねー」2人とも他のことに勝手に納得している。「ちょっと!俺の話も聞け!」しかし、3人は完全に違う方向へと言ってしまっていた。
「それより…」カナデが何かを言おうとすると、急に重力の方向が変わった気がした。急に浮かびだしたのだ。
「何!?」「多分へクシラゴンが下に降りだしたんだ!」しかし、やはりナギトさんは平気でいた。
「何でナギトさんだけは平気なのー!」すると、ナギトさんはどちらかというとどうして皆が浮いているのかわからないというような顔をしていた。
どうして? ココミは首をひねりひねった。

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