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「うわー」彼は驚いていた。
「まあそんなに使わないものだけど」僕はレに持ったものを見て言った。
「んで、何て名前?」彼は手に持った物から目を外して僕の方を向いた。
「んっと~…考えてなかった」すると、彼はどよーんと僕の方を見た。目では「あほ?」という感じだった。
「名前を決めて無くて何が悪い!」僕は怒った。「いや、だって普通は魔法を使うときのスペルが名前だよ」僕はそのことを完全に忘れていたので、少し恥ずかしく思った。
「ああ…」僕は顔を振り、また冷静さを取り戻した。「これはブラッキースライムだよ」僕たちの手にはスライムのようにねちょねちょした黒い物体を持っていた。
「でもこれって普通野スライムと同じじゃない?」しかし、僕は自慢げに「ち、ち、ち、分かってないね」と言った。「これは壊れることが不可能、それにこれ、」僕は地面の近くにやり、「フューズ」と魔法をかけた。「そこに物体はあるけど影しか見えないようにできる。でも悪いことは…」僕は苦笑いをした。「悪いことは?」彼は僕の顔を覗き込んだ。「これ、解除しないと物体を戻す方法、まだわからないんだよね」彼は驚いた。「ってことはこれを使ってもしも解除の仕方が分からなかったらこれがどこかに一生あるってこと!?」彼はめちゃくちゃ驚いていた。
「う、うん」僕は少し顔を伏せた。「まあ仕方ないか、それで、解除の仕方は?」僕は気を取り直した。「解除の仕方は…」

それから20分ほど、2人で魔法を教えあっていた。教えあったのは1人1人7つぐらいだ。他の時間はずっとそれで遊んでた。魔法で遊ぶのはおかしいけど。
「準備はいい?」彼は僕に言ってきた。「うん」僕たちは2人、自分の隠し方で正体を隠し、敵の方角にあった崖から飛び降りた。

それではゲームの開始だ

僕たちは手にブラッキースライムを持っていて、端を持ったまま伸ばし、投げた。
そのスライムの先が遠くにあった背の高い気にくっついたのを確認すると、「よいっと」僕たちはそれを思いっきり引き、その木へ飛んで行った。
「シャドウイン!」僕たちは地面に響くほど大きな声でそういうと、2人が消えた。
「最初っからこうしてればよかったことない?」
「今はつべこべ言うな」
2人はどうやらシャドウインで木の下にあった影の中に乗り移った。
「しかしこんなことまで知っていたとはね」彼は僕を感心していた。
シャドウインとは影さえあればそれに入り、影のある範囲なら移動可能、しかし、悪いところはそんなに遠くまではシャドウインが効かないことだった。
しかし、僕は色々試している間にあることを知った。シャドウインはそんなに遠くまで効かないわけではないのだ。ただ、声の響いた場所まで可能なだけだった。なので、もしも大きな声で言うと、お起きれば大きいほど遠くまで行くことができる。そして悪いことはもう一つある。それは…
「いた!」僕は頭を打ち、手で抱えた。悪いことは何か障害物があると、それに当たってしまうということだ。しかし、障害物は自分たちが歩けないもの、礼を出すと、
木、壁、などという普通なら上を歩かないも度だ。僕はどうにかそれをなくそうとしたが…成功した。その名こそ…

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