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短編小説ー悪人の憎しみ

#悪者
#短編小説
#悪人の悩み


お前たちが悪い。俺の人生をすべて奪った。俺たちの気持ちなんて気にするわけがない。お前たちは悪を捕まえ、牢に入れる。悪を働くものは誰でも理由というものが存在する。なのに貴様はその理由を聞いても全く動かない。俺たちを捕まえても俺たちの悲しみ、苦しみは変わらない。

盗みを行う俺たちはほとんどが金がなくてやっている。誰かを助けるためにやる。なのにこの世界は全員が快適に生きれるようすることはない。衣食住は大切なはずだ。なのに俺たちはそのほとんどが成立していない。皆が言う。「皆さんが快適に生きれるよう…」そんなの嘘だ。俺たちは毎日を苦労する。警察は俺たちを死刑にする。なのになぜ奴らは死刑にならない。人を殺す。それを見て楽しむものもいる。奴らのほうが悪人だろうが!

俺たちは無実だ。貴様は悪魔か。貴様は飢える人がいるのに何もしない。警察がどうした、正義が何だ。警察なんてただのクズだ。銃を持っていてもつかまらない。打っても当たらなかったら大丈夫だ。だが、当たっても罪は軽い。俺たちが悪者だからだ。悪者は捕まえ、牢に入れて懲らしめる。その中には何もしていない奴もいる。無実の人間だ。それでも殺されることはある。

日本は全員が公平に生きることができるというが、そんなことは完全なLieだ。本当なら平和になるだろう。どんなものでも変えて好きなものを食べれる。そうすれば盗みをしない。する理由がなくなる。俺たちは理由があるから罪を犯す。ほかの人間はひどい。俺たちが貧乏なだけで、俺たちが何かの病気を持っているだけで、俺たちが皆と違うだけで区別される。だから殺す。許せないから殺す。ただ殺すものもいないがほとんどは憎しみ、悲しみ、怒りが殺すにつながる。俺たちがいじめられてもたたかれても殴られても警察は動かない。「そんな小さなことに気を遣う理由がない。忙しい」だからだ。殺せるのなら警察も殺したい。怒りが有山って目の前が真っ赤になる気がする。この牢から脱獄できる気がする。だができない。そこらへんでは脱獄する方法の会議などが開かれているが俺は一人で脱獄する。この牢やに見せてやる。どこまで厳しい牢でも脱獄は可能だと。そして復讐をとる。俺が死んででも俺の復讐をとる。死ねば呪う。必ず。

俺は貧乏だ。ろくな会社に入れない。時給たったの800円だ。しかも毎日10時間以上働かされる。一日働いてやっと8千円だ。なのに警察は動かない。だから俺がやった。この屈辱を終わらせた。殺した。ブラック企業を持っている社長野郎を。すぐに見つかったがどうでもよかった。俺達には誰でも理由があって何かをする。理由がないということは一切ない。人を殺すのはそいつが憎いから、物を盗むのは自分が貧乏だから。誰でもReason理由がある。どんなことでもだ。どんな人にも家族がいる。妹や弟、親や子供、稼がないといけないということはたくさんの人にある。もしも俺たちがつかまれば俺たちの子供はどうすればいいんだ。尻尾を巻いて孤児院で過ごせということか。

全員人生を持っているんだよ。それを壊す警察が悪者だ。

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