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「この部屋は…また迷路…ではなさそうね」333番はその部屋が一体何なのかわかっていなかった。その部屋も真っ暗で、入ると誰一人見えない。「これはまさか…」見えないが、忍座は地面を触り始めた。そして壁、天井と。「違ったか」彼は少し悔しそうに言った。「何をしてるの?」ササミは真っ暗闇に聞いた。「ここのどこかにボタンでもあるかなーって」ササミがどうしてボタンを探していたのかわかっていなかった。「だってそういうゲームが存在するウからね。1つの部屋からボタンを探し出す。試してみたけど結構楽しいよ」彼は楽しげに言った。しかし、ササミはそんなゲーム、知らないし聞いたこともない。「あなたはただゲームの世界にいすぎ」333番に指摘され、ササミは照れた。
「それで、どうするんだ?この暗さでは何も見えないけど」すると、金木がある提案をした。おかしな提案を、普通なら不可能な提案を。「火を起こせばいいんじゃない?」「え!?そんなことできるの!?」ココミは驚いた。
「うん」彼は手をすり合わせ始めた。高速で。すると、てから煙が出てきて火がともった。「ちょっとこの部屋から出て」皆が出たのを確認すると、彼は地面に火をともした。部屋会は一気に赤くなり、周りの黒い膜が消えた。その向こうから出てきたのは石の壁だった。どこもかしこも壊すことができないように作られているのだろう。
素のど真ん中で金木が立っていた。「何で生きてるの?」忍差は始めてみんなの前で驚いた。驚いたつもりだが、周りから見ると真面な質問をしているのと同じだった。「まあ、忍法、不死身の術とでもしとくよ…」彼はそういい残したまま一瞬で消えた。「いったいどこへ…」忍座が周りを見たああが、どこにも穴などなかった。「あそこじゃないか?」何と入り口の真上に穴があった。小さな穴だが、人が一人入れるほどの隙間は空いていた。入り口にみんなはいたので誰一人気づかなかったのだ。入らないと気づくことはできない。しかもさっきまでは黒い膜に隠れていたのっでそれが付いている間は誰一人分かるはずがない。皆はそこから入り、勿論ココミとササミはなぜか宙に浮かんだ。「???」22人は全く意味が分からなかった。あの少年がやっているのだろうが、どうやってやっているのかが見当もつかなかったのだ。
「次は…」2人が付いたのは普通の部屋だ。何一つおかしくないそしてその横には同じ家具だが、地面に散らばっていた。そこには上からテレビが出てきた。『これは全く同じように並び変えろ、それだけ』しかし、意外と大変な作業だった。一つ一つ同じ場所に置かないといけないし、失敗すれば紙がばらばらになるかもしれない。しかしこれも…
「こんなの、同じようにすればいいなら簡単じゃない。両方場所を変えればいいのよ」皆はすぐに言っていることが分かった。すべてを並べればいいのだ。1つしかかえないといけないとは言われていなっかったからだ。「なるほど」皆は実行し始めた。
『またか…』

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