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「ま、負けた…」2人ともがっくりとしていた。「まあまあ、引き分けということでいいんじゃないの?」しかし、ココミとヴァンダリスはゲーム続けることにした。「でもそっちが勝つってことにできないの?別に私が負けるということにできたと思うけど」ココミがそう言うと、ヴァンダリスはココミをじろりと見た。「それはゲームとして面白くない。それに仕込んだとしてもどうせ井辺名に壊される、無意味だ」
ココミはなるほどー。と言いながら全く意味を分かっていなかった。「取り合えずゲームの続きだ。と言いたいところだが…1つだけさしてもらう」彼は手を上げると、壁が落ちてきた。石の壁で、とても強い壁がだ。

「なんで俺だけは1人なんだよ」井辺名は不機嫌そうに言った。「まあ壁なんか簡単に壊せるから…」井辺名は壁をぶち破った。しかし、その一瞬、声が直接彼の頭に入って来た。〈対策済みだ〉上からその穴に壁が落ちてきて、穴がふさがれた。どうやらこっちはとても薄い壁が沢山並べてあり、1部が壊れるとその上にある新たな壁が落ちてくるように作ってあるようだった。「まあ、出るのは簡単だけどな。不操脳(ふそうのう)」彼は何かを発動させた。「これでもう誰も僕の考えていることを読むことは不可能だ。分からないだろう?ヴァンダリス、バンダイルス」井辺名はにやりと笑ってから180度回り、自分が作った穴まで行った。〈まさか!?〉どうやらバンダイルスはその壁を直そうとした。しかし、それは井辺名の移動速度に負け、後1秒というところで彼は脱走した。ちょうどあのデリルガたちとかかわりのある大男が開けてくれたあなをとおって外まで出た。「はー、火を浴びるのは何日ぶりだろうか」彼はそういうと、手を鳴らした。「まあ君たちがくれた案はいいんだけど…僕はそれに乗らないね」彼の地面が消え、井辺名たちは落ちた。「バンダイルス、何が起きてるの!?」ココミは慌てていたが、何もするすべがなかった。「あいつ…私たちは無限の世界へと送られたのだ。この世界では本物の世界と同じだが、いつでもバックアップが可能だ。この世界に入ってから誰かがモノを動かし、また入ればそのものは動いているということだ。ここでは何を爆発しても何を壊してもここに侵入した人以外には被害がない。そして私たちはどうやら井辺名に送られたのだろう。この無限の世界へと」バンダイルスは手を鳴らすと、皆の下に地面ができ、重力が一瞬消えた。「井辺名、いったい何のつもりだ」忍座は井辺名を見た。「ここなら何をしてもいいからね」しかし、その生活は簡単に終わらされた。「無限ワールド、不解除」バンダイルスがそう言った途端に門が閉まる音がし、皆は元の場所に戻った。しかし、壁が消えていた。「君たち、君たちはもう、ここに来た原因のものは持っているであろう。解散するという方法がある。君たちはどうする?」しかし、ココミ、ササミ、忍座、忍差、金木、333番、666番、デリルガと井辺名は意味を分かっていなかった。あの大男は外死手の話だ。
「どういうことだ、説明しろ」666番は納得していなかった。他の皆も。「まだわからないのか。いいだろう、説明しよう。まずは忍部の金木、忍差、忍座は小四郎を取り返しに来た。しかし、それは止めになり、速く走りたいので、スピードに極振りしましたの春香と穂香は私がゲームを元に戻せばいいこと、普通に生きたい僕であったの井辺名はもう最初から達成している。サラリー殺しと私にあったからだ。そして最後にシャドウキラーの333番、666番、デリルガはもう犯人を見つけた。後は好きにするがいい。これでもう達成された。そして最後に百不思議の小学校の府氏橋は詩愚弄を取りに来た。しかしもう彼はいない。これで完全に達成だ。それでは少しゲームを直すために帰らせてもらう。」彼はそういうと、消えた。他の人たちも消え、残ったのはココミ、ササミ、忍座、忍差、金木、333番、666番、デリルガと井辺名とデリルガたちの目当ての人だけだ。「それじゃあ…解散ということで…いいのかな?」それから少しすると、あの穴から皆が出ていき始めた。しかし、デリルガ、333番、666番、大男と666番たちの目当ての人だけは残った。「それじゃあ君の頭をもらうよ」666番は静かに言った。「それは命令ですか」「ああ、そうだとも。できるだけ頭をとられないように抵抗しろ、それが命令だ」「分かりました」彼は腰から剣を抜き、構えをとった。
それでは争いの始まりだ

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