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今日はお一番おかしなことになった。
これは校長先生に騙されている以外考えようがない。
学校が始まると先生が入ってこなかった。
その代わりに校長が入ってきた。
その場は無論、ざわつき始めた。
「今日は先生が誰もいない。なので私が授業をしよう」
僕は目を細めた。
こんなことは嫌な予感しかない。
校長は優しそうに見える。だが、それには裏がある。誰でもそうだ。
彼はそのままドアから出ていった。
クラスは少しの間、沈黙に落ちいていたが、すぐにざわつき始めた。
だが、放送から校長の声が響いてきた。
「君たちにはこの学校から脱出してもらう」彼がその一文を終わらすと窓が鉄で封じられ、ドアも上から鉄のドアが落ちてきた。
他の人がその戸をたたいたが、無論びくともしない。
僕は面倒だったので普通に席で何か起きるのを待っていた。
そして、何かが起こった。
あの一飛びで屋上に上がってきた筋肉頭が壁を突き破って出ていったのだ。
だが、その先にはピコピコハンマーがあり、振り下ろされた。
普通の大きさなら彼でも突き抜けただろう。
だが、このピコピコハンマーは分厚いだけではなく、大きかった。
なので壁を突き破って出ることは不可能のようだ。
僕は面倒になって立ち上がり、舌を突き破った。下なら大丈夫だろう。
だが、その下にもトラップ橋掛けてあった。
どうやら地面をスライムで作ったようだった。少し歩きにくい。
「?」僕は地面を見ると、何かが落ちていた。
拾って見るとそこには紙があった。だが、なぜか図ライムで濡れていなかった。
『それは防水の紙だ』僕は彼の言うことを無視しいてみた。
だが、それはあまりよくはならなかったようだ。
その髪が地面に落ちた。僕がただ落としたわけではない。
急に紙が重くなったんだ。『それは持っておくものではない。まだね』
だが、校長先生の予想外なのかはわからないが、紙は上向きに落ちたのだ。
だから文字は普通に見えた。
だが、見えなかったのは…何もない。
僕は一応すべてを読んでその紙はいらなくなった。
書いてあったことはすべて記憶したからだ。
だが、その時気が付いた。彼が本当に考えていたことが。
僕は足を動かせなくなった。身動きが取れないようにしたのだろう。
『このスライムは混ざると固まる特殊なもので作られていてね、君がそこで動いてくれたおかげでよく固まってくれたよ』
僕はため息をついた。確かに身動きが取れなくなった。このスライムは以上に硬かったので身動きが取れないし、壊すことはできなかった。
だから僕は一番簡単なことを選んだ。
そこでじっとしておく。
動かなければどうにかなるかと思ったからだ。その中にはもう動くのが面倒という心もあるが。
僕はスピーカーをにらんだ。彼はスピーカーのところに防犯カメラでも仕掛けているのかわからないが、僕がにらんでいることに気づいた。
「睨まれても助けたりはしないよ」それはわかっていた。そんなことはわかっているはずだ。誰でも。彼は好調だからだ。声からしてわかる。
私はそのままジーッと立っていた。動いても無駄だ。どうせ動けば何も起こらない。
ちょうどそこへ、誰かが落ちてきた。彼女だ。
そして、彼女は仰向きに倒れていた。
めんどくさくなってしまった。

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