速く走りたいので、スピードに極振りしました(20)
4人はお互いを見て、何かを悩んでいた。
「それはいいんだけどこんなのでいい?」カナデに聞かれ、私は首をかしげた。
「だってペットは1匹しか持てないからこれがその1匹でいいのかって。」「あー、そういうことか。私はそれがいいなって思っただけなんだけどね。」私はココミ第1号を見て、行ったが、あることを思い出した。
「そういえばこのトランスフォーム何とかって正体は何?」「スライムだよ。」「スライム?」私は昔に遊んでいたあのねちょねちょしたスライムのことを思い出した。「もしかしてあのすらいむがうごきだしたの!?」私は飛びのき、トランスフォーム…何とかから離れた。
「いや、ここの世界は何か覚えてる?」「この世界…ああそうか、そういうことだったのー、。」うんうん、と納得している横でココミとナギトさんはポカーンとしていた。「勘違いをしている気がぷんぷんしてくる。」ココミの声をしたが、それはどっちかのココミだった。2人もいたからだ。
「んーっと~…どっちが本物?」僕は目をきょとんとして、2人を見比べた。
「「私が本物!え?」」2人とも同じ動きをしていて、全くどっちがどっちなのかが分からなかった。
「そういえばトランスフォームリットは光るものに目が立たないらしいですよ。」コナミさんが案をくれた。
「ありがとー、でもねー、」私は1つのコインを空中に投げると、2人とものココミがコインめがけて突っ込んでいった。
「本物のココミも光るものに目がないんだよ。」私はポカーンとした顔で行った。
「それで?どうしたらいいかなんか検討はつかない?」カナデはん?という顔で私を見てきた。
「っと言われてもなー、…」私の体が勝手に動き出した。
「ねえココミ、」私はにやりとしてココミの方を見た。
「何?」そのことに気づかない2人はこっちを暴れ途中だったが見た。
「君が偽物だね。」と、1人のココミを指さした。え? しかも、話し方まで変わっている。私は驚いた。勝手に体が動いている私は私のスピードを使ってそのココミめがけて突っ込んだ。
「キャ!」ココミは地面に仰向けになったが、まだココミのように動いていた。「な!?」カナデは驚いていた。「いくらトランスフォーマットだとしても必ず違いはあるんだよ。」私が急に男子のように話だし、他のみんなは何も話せなかった。
「このトランスフォーマットはとてもいいやつだね。こんなにも似ているからね。でも一つだけないものがあるのだよ。それは何かわかるかな?」
私が捕まえたココミが持っていたもの
・赤い小刀
・回復ポーション1つ
・数百円のお金
・透明ポーション
・紙を結んでいるゴム
・爆弾
・マフラー
・服
・何かわからないボール
・ゾンビの肉
それを見ていたココミの持っていたもの。
・赤い小刀
・回復ポーション1つ
・数百円のお金
・透明ポーション
・紙を結んでいるゴム
・爆弾
・マフラー
・服
・ボタン用時計
・何かわからないボール
・ゾンビの肉
「何を持っていなかったかというと…身長が1センチ違うとかゴミのつき具合。ではないが、ボタンのついた時計だよ。」
「え?」私は気づくと回自分の体を動かせるようになっていた。「あれ?もうこんなに時間がたったのか。それじゃあまた。」いかにも私の体から出ていこうとした自分に私は1つだけ質問をしたかった。
「あなたは誰?」「僕かい?僕の名前は…」すると急に向こうからの回答が途切れた。「…秘密。」ガク、私は心の中でがくりとした。
それを見ていた4人はいったい何が起きたのかが分からなかったため、私に聞いてきた。「いったい…何が起きていたの?」「えーっとねー…」私はめちゃくちゃ話した。
「このスライムはどうする?」私はまだココミのまだでいるトランスフォームリットを指さした。勿論その上に似っている。
「ペットにしたら?」私は目を光らした。「いいの!?」「いや、別に僕たちが決めるわけじゃないし…」「やったー!」私は早速ペットにする事にした。
というかペットにする方法ってどうやったらいいんだっけ?
…
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