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この街にはお化け屋敷が存在する。そしてそれは本当の話だ。今までで入ったものは戻ってこなかった。
だが、ある日の夜、あるグループの子供たちは遊びでその中に入っていった。この場から明日までに出るなという肝試しだ。
彼らは知らなかった。これは本当の話だということを。この場に入った者は帰ってくることができないということを。この中には…化け物が住んでいるということを。

1人は2階に上がっていった。会談は古びていてギシギシ音が鳴っている。今にも崩れ落ちそうだ。
そのまま進んでいくと1つの部屋が視界に移った。古びた家にはよく見る古びた気のドアだ。
だが、どこかが彼の興味をつかみ取った。彼はそのまま中に入ってしまった。
すると、その中は真っ暗だった。何も見えない。ただ暗闇だけだ。

少しすると悲鳴が聞こえてきた。ほかの子供たちは少しおどおどしたが、集団になって2階に上がった。だが、階段は1人1人と順番に上がった。この階段は今にも壊れそうだからだ。
少し行くと皆の視界に一つのドアが入った。それは1人1人違う意味で興味をつかみ取った。全員がぞろぞろ入った。
その中は真っ暗だった。何も見えない。少し歩くと子供たちは悲鳴を上げ、地面に倒れた。そして、それから変えてくることはなかった。


この噂、SPC-294は誰1人が噂だと思っていた。だが、これだけは本当だ。経験している人はたくさんいる。自分の子供や親、友達がこの屋敷に肝試しの気持ちで入り、帰ってこなくなった。
この屋敷は普通の屋敷だ。大昔には普通の家族が住んでいた。だが、急に全員が同じ病にかかり、屋敷の中で死んでしまった。
それからというもの、個々の屋敷に入ると家族が死んだ一つの部屋に呼ばれ、悲鳴を残して姿を消すのだった。取り壊そうとすれば様々の理由で中止になるのだった。
これを捕まえることは不可能とされている。部屋の中には一人の怪物が座っている。体は人間の3倍ほど、伸びているのか肉が引きちぎれていて骨まで見える。
体中は鉄がはまっていて、人間とは思えないような生き物だ。個々の屋敷に入ると何が何でも2階へ行ってしまう。2階につくとそのドアが視界に入り、興味を持ってしまう。
入ろうとしなければ違う意味、もっと強い意味で興味を持たせ、入ってくるまで待ち続ける。もしも何人もが入ってくればいろいろな意味で入らせようとする。
入ってくれば一番の恐怖を厳格させ、気絶させる。たいていは家族がつられているか友達の胸が気に突き刺さっているなどだ。気絶した寸前にその姿は消える。
これを避けるには屋敷に入らないことだ。門には鍵がなく、鍵をつけようとすれば粉々に砕けてしまい、誰も入れないようにするのは不可能とされていた。今は監視されており、入ろうとする者には引き取ってもらうよう行っている。
だが、もしもこっそりと入ったのならばその人物は自業自得だ。これまで入らせないようにしたのに入ったのはその人物が悪いと判断される。
なので肝試しはできるだけしないことをお勧めする。肝試しをする先にはいったいどんな恐怖が待ち構えているかわからないからだ。

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