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「俺はその案、受け取った」井辺名はあまりにも真剣すぎて言葉使いが俺になっていた。「よし、しかしそれより前にこのゲームを終わらせようか」彼は前に1歩、2歩と進みだした。「かかってこい」彼は完全に隙だらけだった。しかし、相手は神本人だ。隙があってもそこに入るな、罠にはまる。皆はそう考えていた。
「忍法、爆発の術」666番がぼそりといい、爆弾を取り出した。しかし、ヴァンダリスは簡単に見抜いた。「そんなにNポイなんかあったか?」デリルガが突っ込みを入れた。「そんなものどうでもいいだろ」666番はデリルガをじろりと見、デリルガは後ろに引いた。「爆発開始」666番はその爆弾を適当な場所に投げた。それは爆発したが、ヴァンダリスたちには全く届かなかった。「投げる連取をしろよ」ヴァンダリスは余裕層にいたが、それは完全に裏返った。「それはどうかな」666番がにやりとして、また変な術を言った。「忍法、完全爆破の術」存在しない術だが、その術が実行した。そこらじゅうで爆発が置いてあったのだ。「いつの間に!?」小四郎がその爆弾をすべて排除してしまった。「やはりか」府氏橋は小四郎に目を向けた。「それなら自分が探している物と勝負をする、それでどうだ」皆はそれに賛成したが、ササミとココミだけは少し違う方法だった。「それではチェスをしようか」ヴァンダリスが言うと、ココミが嬉しそうに目を輝かせた。「本当に!?」ササミは目を天にし、ただただにこにこしていた。
「ナイトは取らせてもらうよ」ヴァンダリスは自信満々でナイトをナイトで倒した。「…まあ、勝つけどね」ココミはかんぜんにしんけんだった。彼女は1回進むだけに5秒かかった。「チェック」ココミは喜んだ。「いや、チェックメイトじゃないといけないでしょ」ココミはまた真剣状態になった。それから何と4時間も続いた。「チェスってここまで続くものだっけ?」ササミは完全に暇だった。「ちょっと〇✖ゲームでもするか…って誰もやる人がいないかいないか」1人でやろうとすると、前に誰かが歩いてきた。「ん?」前を見ると、自分がいた。「え!?私!?何で???」すると、ヴァンダリスが言った。「そっちが暇そうだからね、少しhVR-CITYから取って来たよ」どうやらトランスフォーマットをヴァンダリスが取り出してきたらしい。「あんた、結構やさしいじゃない」ココミは少しゆるんだ目でヴァンダリスを見た。「これでも一応髪だからね、困ってる人がいたら助けたくなるものさ」ヴァンダリスは全く悪のない笑い方をした。
「…」2人の前にはえ両方キング、1体のナイトとクイーンが残っていた。「ヌグググ…」2人とも強すぎて全く終わらなかったのだ。「これって全く終わらない気が…」最後に2人は違うゲームで終わらせることにした。「それならじゃんけんで終わら差ないか」しかし、こっちも一生終わらなかった。2人は何十分してもあいこのままなのだ。「グググ…これでも終わらないとは…」2人は精神的に疲れてしまった。「他の方法をするか…」
それから大量の方法を試したが、すべて終わらずに終わってしまった。

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