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速く走りたいので、スピードに極振りしました(40)

「そして彼の決め台詞は『勝てなければ勝てばいい』」ちょうどその時、どこからか同じことを言ったものがいた。「誰だ!?」ナギトさんは反射的に後ろを振り向いた。そこには1人の男性が経っていた。別に強い防具を着けているわけでもなかった。しかし、ナギトさんを見れば強いとわかった。
「不明者…攻撃記録者…」彼がそう言うと、男は怒った。「誰だい、そんな名前を僕につけたのは!」彼は意外と明るい人だった。彼は私の方を見てきた。「あ、すまん」彼女は突然誤ってきた。「なんで謝るの?」彼女は少し言いにくそうに告げた。「ついさっきまで存在感がなかったよ」「ちょい!その言い方は何よー」私はぷんぷんと怒り、ポコポコと殴った。しかし、それだけじゃ全くダメージを与えることはなかったが。彼女の興味を引き取った。「ねえ、どうしてそこまで速いんだ?そこまでいいものを持っていない気がするけど」私は自分のメニューを見せた。「お前…全部をスピードにつけてるし…」彼は私をじろりと見てきた。「な、何か悪い?」私は強くでいた。「まあそれはいいとして、その手についてるのは何?小刀が皮膚に引っ付いてるみたいだけど」私は手を見た。
そういえばずっとついていたな。慣れたから別に自分の手だと思ってた。 私は少しの間眺めていると、彼が割り込んできた。「だーかーらー、それは何?」彼は興味を持っていた。「これは『捕食者』と言って剣と私をつなげることができて…」そこまで説明すると、彼はため息をついた。「ねえ、そこ剣にいま、君とつなげたといったよね。ということはその剣が君を食べたということだよ。まあ体半分ほどだけど。捕食者というのはいろいろできる奴だよ。例えば気を丸呑みしたり、敵を食べたり、そして、自分を食べさせることもできる。誰もリスクがあるから試したことがないけど全くこの力を知らない君は試したんだね。うまく使ったら体半分だけに絞れるけどもしも失敗すれば体全体食べられてもう出られなくなるんだよ」私の顔は青ざめた。「ってことは失敗すれば…」私は考えただけで寒気を背中に感じた。「そう。このアカウントはもう使えなくなる可能性があるってことだよ」私は彼の口を閉じさせた。「考えただけで寒気を感じるからやめて―」私は顔を完全に青くしていた。「ポフ」私は力が体から抜けて地面に倒れこんだ。「ってか大丈夫!?」さっきまでじっと静かにしていたナギトさんが私に慌てて駆け寄ってきた。
速!? 私はすぐに体力を取り戻した。精神的に体力をなくしただけだったのだ。「大丈夫。というか――」ちょうどその時、上から何かが落ちてきた。「足だー!」私は慌ててよけ、逃げた。と言っても木の後ろに隠れただけだ。「全く隠れれてないよー」ナギトさんがいらないことを言ってきた。「うるさい!」名の知らない彼は前に出た。「それじゃあ、」
不明者狩りの再開だ。

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