普通に生きたい僕であった(67)
だが、どうやらこの生き物でもこの壁から逃げることはできなかったようだ。
僕は5分後に回復して、その場を去っていった。
僕はそのまま歩いていると段田の持ってきた。
これには終わりがないのではないかと。
だが、そのまま歩いていると終わりが見えた。
といっても目で見えたわけではない。感じ取ったといえばいいのだろうか。
道はどこまで見ても無限だし、壁を壊すことはできない。だから、ほぼここから逃げ出すことはできないだろう。
だが、上を見てみるとあることに気づいた。その上に何かあるかもしれない。
もしも何一つなければすぐに戻ってくればいい。
だが、何かあればそれもそれだ。
僕は旬化にどうで天井裏に登ってみた。
思った通り、そこには何かがあった。
また同じ部屋だ。
またその天井裏に行ってみたが、そこにも同じだった。
上に行っても下に行っても終わりは見えない。
僕の喜びは消え失せてしまった。また探さないといけなくて、だんだんとだるく思えてきた。
とりあえずさっきの生き物がいたところへ戻ってみると、そこには誰もいなかった。
「?」僕は後ろを見てみると、そこにはあの黒い生き物がいた。
それはあまりにも急すぎて、驚いた。「%$#@&!」その生き物は何かを叫び、僕に襲い掛かってきた。
僕は少し反応に後れを取ったようだ。
僕は襲われた。
真っ暗闇だ。
何も見えないし、何も触れない。
だが、前のような苦痛はなかった。
足を動かしてみると地面があるかのように動いている気がした。
だが、地面を触れることはない。
「ここはどこだ?」声は何かに当たって跳ね返ってきた。
「やっほー」声は何度も跳ね返ってきた。
だが、誰かがいる気配はしなかった。
何もない世界でただただ自分の声を聴くことしかできなかった。
その時思いだした。
僕の超能力のことを、再び。
超能力で光を作ってみると部屋の周りが見えた。
ただ、僕は不思議な鎖で天井につながれているだけだった。
だが、僕が動こうとした方向にその鎖は動いてくれた。
だから地面が触れなくても動けたというわけだ。
その通路の先にはドアが見えた。
僕がドアに近づこうとしたとき、鎖が動かなくなった。
いくら頑張っても動かなかった。
仕舞いにはめんどくさくなって鎖を切ってみることにした。
普通にプチ理と切れ、いったいどうやって僕を支えていたのかもわからない。
まず僕を支えていたのかもわからなかった。
僕は切ったと単に重力が現れ、地面に落ちた。
もしも地面が見えなかったらめちゃくちゃ怖かっただろう。
僕はドアを開けてその先に行った。
なんとそこにはマグマの地面があった。
反対側にはまたドアがあったが、そこに行く方法はない。
だが、らを飛んでそこまで行った。
それはとても簡単なことだったので、全く手間はかからなかった。
反対側につくと、ドアを開けようとした。
だが、開けるのは少しやめた。
その先から何かの声が聞こえてくるからだ。
できないというのはわかっていたが、試してみる会はあった。
透視を使ってみると、本当にできた。
その先には大量のハイエナが待ち構えていた。
簡単に倒すことはできるだろうが、少し殺すのはよしたかったので違う方法を考えようとした。
ちょうどその時に声がしてきた。
殺せ。
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