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「それならこの夢、覚ます?」ホノカはおかしなことを口にした。
「いやいやいや、そんなことできるの?」マリナが首をかしげる状態を想像できた。
彼女はうなずき、壁に歩いて行った。「これを壊せばいい」僕は首を振った。
「さっきも試したけど壁は固すぎて壊れなかったよ」彼女の歩く音が聞こえた。
「この壁はさっきまでは食べて壊せました。でも今では固いです。多分ほかのものになったのだと私は思います」
彼女は僕のところに戻ってきた。「でも、もし変わっていないのならば反対側に壁ができた、あるいは…」彼女が地面をけったのが感じ取れた。
「?」僕はとりあえず空を見上げた。多分そっちにいるだろうと思ったからだ。
それから零点数秒後、空から光が照らされた。「地面の中に埋まったということ」
その光はどんどん明るくなり、目がくらんだ。

気が付くと、私は自分のベッドで起き上がった。
横にはホノカがまだ寝ていた。
「あれは本当に夢だったのかな。まあ夢か。あんな世界があるわけないしね」
私はそっとベッドから出て、学校の支度した。

「フー、そろそろ起こしたほうがいいかな」
私はホノカを起こしに行った。部屋に行くと、ホノカはまだすやすやと寝ていた。
「ホノカ、朝だぞ」ホノカを起こそうとして近くに行くと、何かをつぶやいていた。
「キャ…ディ…」何を言っているのかわからなかったが、彼女の肩をゆすろうと手を出した。
と、その時、
ドサッ ホノカが私に飛び込んできて、顔をなめようとした。今回は何を言っているのかはっきり分かった。
「キャンディ」どうやら彼女はまだあの世界に残っていたようだ。「ホノカ、起きろよ」
彼女は起きた。起きたのだが、今度は違う問題が起きた。まるで猫のように私の膝でゴロゴロとし始めた
「いったいどうしたらいいんだ?お母さーん」私は一番簡単な方法だと思い、お母さんを読んだ。

「ふむふむ、わかったわ。この母親がどうにかしましょう!」お母さんはそういい、突っ走っていった。
「お母さんってこんなにはしゃぐんだっけ?普通。しかも走ってるし」
すると、向こうから声が聞こえてきた。「ホノカー、メロンパンよー」
まるで地獄耳だ。遠くの声が聞こえるし、いいことだけ聞き入れて気に入らないことは聞こえなかったふりをしてるし
彼女はその言葉を聞いたとたんに私の膝から飛びのき、走っていった。4本足で。「いったいどこで猫マネをおぼえたのやら…というかそのメロンパン、私のだよ!」私もあわててホノカの背後で追いかけた。

「いくらお兄ちゃんだからってこれだけは譲れません」彼女は袋を引っ張った。
「これは僕が大事に残していたやつだ」私も袋を引っ張った。
すると、袋が真っ二つに破け、めろんぱんが地面に落ちた。しかも、そのメロンパンはなぜか粉々になった。
「あぁ…」ホノカと私は地面にへばたった。「メロンパンが…」
そこへ姉が歩いてきた。「いったい何が起きてるの?騒がしいけど。メロンパン?私のを半分にして食べれば?」
私とホノカは半分のメロンパンを食べた。「う…」私たちは地面にうずくまった。「これって…」私は袋を見た。
『消費期限:2022年4月6日』
「2日前に…消費期限が…切れてる…」彼女はその袋を見てため息をついた。
「そりゃそうでしょ、これは3しゅうかにじょうもまえにかったものなんだから」彼女はすらりと言った。

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