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【南京事件】の参考書

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【南京事件】という用語は【二種類有ること】は、書いてあるがね。 1937年の上海事変からつづく南京攻略戦を知る【tips】とか【手がかり】にして頂きたいですな。
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#最近の学び

小野賢二氏の収集した日記類を集めた文献『南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち』を読んでも、青木書店『南京事件・京都師団関係資料集』を読んでも、正直【南京大虐殺】を【立証】出来る内容は存在してないのですな。笑い。ですからこれも読んでおくに越したことはないのは事実です。

松井大将の弁護人のマタイスが、帰国の途上に松井文子夫人へ送った手紙の中で、この人物の感想として、不当判決だったこと、訴因の何一つにも該当しなかったことをつたえている。さらに重要なのは、11人の判事のうち、4人が無罪の投票を入れたことを書いている。
東京裁判と南京事件の豆知識。

南京事件を否定することが、何・誰に対して【害悪】なのか記していないのでよく判らないが、当時の状況をつまびらかに調べようとせず単に【肯定否定】を言及する人への問題点を問うているならば、正に【鏡】をみて自分を鑑みるべきだと考える。良く見るリベラル、共産主義・社会主義者の特徴であろう。

共産主義・社会主義者や当時の歴史周辺に関する知識が過不足な人にありがちな言行なのだけれども、南京大虐殺の【肯定証言】を是とするなら、【否定証言】も是とすべきだが、その時の矛盾は考慮にされることはない。
正に、片落ちの論理である。【見たくないものは見ない】は客観的な思考ではない。

困るねぇ.... 否定・肯定両論でもひと通りの知識は一応必要です。
東京裁判では南京暴虐事件として事件そのものを係争しているわけではないのだけれど、【在ったもの】として松井石根大将の【訴因55:不作為(怠慢には犯罪的責任がある)】として【B級戦犯】で【処刑】されています。

この司法書士は、【南京事件初学】の方にありがちな勘違いしています。アメリカ関係文書と比較した場合、何故イギリス外交文書が異なっているのかを比較検討していると言う事が理解出来ないようです。無意味に提示されているわけではありません。米関係文書が【蓋然性が低い】と言う事なのです。

この人物が単に知らないだけの素人で、南京事件について歴史学者および研究者で解釈が一致しているということはありえない。 そして証拠一つで反論しているわけでもない。あらゆる面で虐殺肯定派の矛盾と想像に反論している。【推測・想像】を【事実】とすることが間違っているからである。

中国人の【法】の定着と精神構造が解って面白いですな。
日本軍に協力し南京時時委員会に参加した人物が言及しているとおり、治安が安定し紛争がなければ国民は富めるという証左なのでしょう

当時の史料に残る記載が絶対正しい数値とは呼べないが、【妄想】で作り出した数値を【事実かのように】言及するということは、その昔、本を読め史料を見ろと言及してきた左翼界隈からすればこの堕落は呆れ果てる。
本当に隔世の観である。恐らく南京関係の文献をマトモに読んだことがないのだろう。

略奪は徴発と紙一重、強姦については親告罪で認定は難しい。
【便衣兵】=【便衣と成って逃走潜伏する敗残兵】とするならば、国際法における捕虜となりえる権利はない。その殺害を【犯罪】などと呼ぶのは明らかにこの人物が国際法への理解が無い。
刑法は公法で当時の【国際法】に【刑法】はない。

だいたい、南京事件で【虐殺】なんて言葉を使う人々が、現在の価値観(倫理観・国際法概念)から、事実を歪めてきたのだがねぇ。
【目くそ鼻くそを笑う】という言葉がピッタリですな。
又は、【どの口が言う】ですな。

もう人間扱いもしないのか、どれだけレイシズム塗れているのやら。
因みにこの『南京大虐殺否定論13のウソ』も【戦時宣伝】に騙されましたって宣言しておるのですがねぇ。しかも、史料を分析してない話まで、日本軍行動を事実として書いているから、相当駄目な書籍なんですがね。

南京攻略戦での軍の安全と治安維持の為の軍事行動(殺人は合法、敗残兵摘出と処刑)と、関東大震災という自然災害による情報遮断の恐怖のなかで起こった共産主義と朝鮮人へのデマによるパニックで起こった殺害事件と同列に扱うこととは明らかに間違っている。単に日本人に向けた敵意にほかならない。

この人物は、いつまで経っても【便衣隊(兵)=ゲリラ】と【便衣となって逃走潜伏する兵】の区別がつかないのですな。 南京事件で、問題とされる摘発後の処理は後者の方です。【陸戦法規違反者】への【攻撃】に過ぎないのです。 何故なら正規兵なら持ち得る【捕虜になる権利】を【放棄】している。