正しさで奪えない自由。
こんにちは。
ジョインズハウスの安田です。
「正しさで奪えない自由」というタイトルが
目に留まり朝刊を読んだ。
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人生が1冊の「小説」だとすれば、その総仕上げの時期に、
それがどんな合理的な理由を持っていようと自分の嫌いなものを押し付けられるほど嫌なことはなかろう。
年を取るほど、できることは限られてくる。
その数少ない選択の自由を”正しい”理屈で奪っていい道理がなかった。
::::::::::::::::::福島民報 2023/04/29
と、小説家 吉村萬壱さんが書いていた。
内容は、60過ぎの自分が、ひとり暮らしの91歳の母の面倒を
看ているそのなかでの出来事だ。
様々な病気を患っている母に対し、よかれと思ってしていることが
ことごとく拒否され、癇癪を起される。
う~ん。わかるなぁ。
どっちも、だけど、特にしてもらう側の心理が。
例えば、うちのjoin姫。
あと1か月弱で17歳だ。
わんこで、しかも10年近く心臓病を抱えていての
17歳は驚異的かもしれない。
実際、2代目のjoinは同じ病気で10歳で空に逝った。
ではどうしてそんなに長生きでいられるのか。
お薬もいいものが出来てきたおかげもある。
マルチーズを3代も飼っているうちに(縁戚関係はないけど)
どうすれば気持ちよく過ごせるかわかってくる。
そして、一番は、にんげん側の在り方だ。
なんとか病気が治りますようにと、
色々工夫してご飯を作っても、嫌なものは絶対食べない。
朝、パクパク食べたからと同じ内容のごはんにしても
半分しか食べないこともある。
それをいちいち、高いんだから、とか
〇〇にいいんだから。とか怒ってみたって
イヤなものは嫌なんだ。
だから、うちでは何種類も刻んでひとつの器に
それぞれ盛って食べさせる。
最近は、牛肉や馬肉を柔らかく煮たのと
鶏むね肉を半分ずつとか、お肉も毎日同じだと飽きるようで。
それは、にんげんと同じ。
好きなだけ寝て、
うんちとおしっこをたっぷりした後は、
おかーさん、ごはんちょうだい。と傍に来る。
とってもわかりやすい生き方だ。
17年前に僅か3ヶ月弱でうちにやってきた。
全力で可愛がらなくてどうする。
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