シビルウエディングディレクターが守りたい、結婚式当日の特別な祝福の言葉
こんにちは。LET'S JOIN公式note編集部の吉田朝香です!
私は普段、ジョイングループの結婚式場オワゾブルー山形にてシビルウェディングディレクターの仕事をしています。
今まで多くの挙式に関わらせていただきながら、私たちの中でずっと気になっていることがありました。
それは、挙式当日に親御様から新郎新婦様へ送られる「おめでとう」の言葉のタイミング。
え?親御様なのだから、一番最初に「おめでとう」は伝えられるんじゃないの?と思われた方もいますよね。
いえいえ!挙式を一番近くで見守っている私たちだからこそ、知っています。実は、親御様からの「おめでとう」の言葉をかける時間がないままに、挙式が進んでしまうことが多いのです。
この記事では、結婚式当日のリアルな親御様の動きも含めて、私たちが大切にしている「おめでとう」の言葉を送る時間についてもご紹介いたします。
結婚式当日~親御様の一日~
当日の親御様は、新郎新婦様と同じように早い時間帯にご来館いただきます。具体的には、挙式時間の2時間前にはお越しいただき、お着換えや着付けなどの身支度を開始します。
親御様の身支度が整うと、待合室にてご親族様へのご挨拶。そのまま、ご親族様紹介へ。
親族紹介は、親御様にとって緊張する場面でもあります。失礼があってはならないというお気持ちで臨まれますので、私たちもサポートさせていただきながら見守っています。
無事にご紹介を終えると、すぐに挙式会場へご移動です。挙式会場では、新郎新婦様のご友人様やご来賓の方々にご挨拶。
シビルウェディングのメインとなる「宣誓式」(夫婦としての誓い)を見守る場面は、親御様にとっても感慨深いひととき。
挙式のあとは賑やかなパーティーが始まります!
親御様はゆっくりお料理を召し上がるよりも、乾杯の後はすぐ参列者の皆様への挨拶に回ります。
お酒を注いで、ご挨拶をしながらお一人お一人とお話をしていると…あっという間にパーティーは終盤へ。新郎新婦様から親御様へ、感謝を伝える時間となります。
パーティーの最後は、参列者の皆様への感謝をお伝えして閉会となります。
ここまでが親御様の結婚式当日のスケジュールですが、ご挨拶周りなどで忙しく動かれているのがわかるかと思います。新郎新婦様としっかり対面して、祝福の言葉を贈る時間はほとんどありません。
そんな状況を近くで見てきた私たちは、新郎新婦様が夫婦となる特別な日に親御様から直接「おめでとう」を伝えられる挙式に変えたいと思いました。
伝えたかった 「おめでとう」の言葉
私たちは考えました。
「どのようにすれば、親御様の言葉を伝える時間をつくれるだろう」
答えは、シビルウェディングの中にありました。
宗教にとらわれない進行を活かして、親御様から新郎新婦様へお祝いの言葉を伝えるシーンを設けてみてはどうだろう!きっと、おふたりにとって特別な時間になるはず。
私たちは、お客様にご提案をさせていただき、挙式内で特別な時間をつくらせていただきました。
実際の挙式にて、親御様から新郎新婦様へ「おめでとう」をお伝えするシーンは、とても温かなひとときとなりました。
親御様から贈られる言葉は様々。幼いころのエピソードを交えてのお話、今日の日を待ちわびていたという感動の声、これからも変わらず家族だという応援の言葉。
親御様からの言葉を受けて、挙式という緊張でいっぱいだったおふたりの表情にも変化が見られました。
守っていきたい 祝福の時間
結婚式を終えた後、新郎新婦様から挙式についてのアンケートにお答えいただいています。
その中にある質問「挙式で感動したシーンは?」という項目で、一番多いのが「親からのメッセージ」という答えでした。
打合せでご提案した際には、
「なんだか照れくさい」
「親に負担をかけたくない」
と仰るお客様もいらっしゃいます。
しかし挙式後には「やってよかった」とアンケートを通して声を上げてくださる方がほとんどです。
結婚式は、新郎新婦様、親御様にとって特別な時間。だからこそ、私たちシビルウェディングディレクターは形式にとらわれず、大切な方からの「おめでとう」の祝福を大切にできる挙式をつくっていきます。
オワゾブルー山形は、東北地方ではめずらしいシビルウェディング専用のセレモニースペースを備えています。
しかも、一棟貸し切りの式場なのでご家族やご親戚、ご友人のみなさんとゆったりとお祝いの時間を過ごしていただくことができます。
毎週土曜日に相談会を開催しています。ぜひ、お気軽にお越しください!