見出し画像

オンライン就活元年の採用現場を振り返る


思わぬ形でオンライン就活元年となった2020年。

突然、合同企業説明会が対面からオンラインに変わった...
1次面接が...2次面接が...

オンラインで説明会が終わった後、休憩時間なく、「では今から面接を始めてます。志望動機を教えてくださいと言われてびっくりした」とサポートしていた大学生に言われました(笑)

オンラインへ変わった。オンライン採用現場は実際どんな状況だったのか、
また、サポートする側として状況を把握して的確なサポートができていたのか?一旦集約をして確認を行い、秋以降に生かすためのアンケートをとっています。

企業側からの情報はある程度、揃う見込みが立ったので、受験した大学生からアンケートをとっています。実際、現場でどんなことがあったのか、どのように感じ、最終進路をどのように選んだのか...

観光志望の学生は進路変更をせざるをえなかった方も多く、つらかったり、泣いてしまったり、心身に疲れが出たり、キャリアコンサルタントとして何ができるのか?適切なサポートとは何かの「本質」が問われたと感じています。

その一方で、
「他業界の人事が気遣ってくださっていることを感じた」「他業界の経営者が、観光を学ぶ私の強みを伝えてくれた、勇気づけていただいた」と話す学生も複数名いました。

具体的な企業名を出せないのが残念ですが、サポートした学生にお気遣いくださった企業様には感謝の気持ちです。お会いする機会があれば直接お礼を申し上げたいです!

そして学生たちの声から、HPやポータルサイト上で、社員や経営理念がキラキラしていても・逆に地味であったとしても、「直接やりとりした記憶が、最終判断の後押しになること」を実感しています。

今後、オンライン就活が定番化していくのでしょうか?


大ヒットした映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」(1998年)の、織田裕二扮する青島刑事の名セリフ「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」を思い出しています(笑)